2015年02月28日
想像する、青と藍。
南蛮七宝文様/大島紬、泥藍。
語るところ満載の着物の上に、バームクーヘン名古屋帯を置いてみました。
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『南蛮七宝文様/大島紬・泥藍×バームクーヘン(となみブルー)/作楽名古屋帯』
両方とも好きで、思い入れのある柄なので、このコーディネートがどうだ、
とか、どちらが青いか?そんなことは横においておき、しばらく見ていました。
はじめ、このバームクーヘンでは負けそう?そんな感じもしました。
ただ今回は、本仕立てした名古屋帯です。
(キズ物が最近になって一本出たので、手元用に仕立てました。)
袋も名古屋も、その帯に合った芯(それが綿であれ、カラーであっても)入れば、
まるで木彫の置物に魂が入ったかのように、風合いや変わるはずの無い色目までも、
かわります(もちろん良い方向に)。
その魂がプラスされた帯を置いたので、当初の心配と違って、
イイ感じに収まってくれたと思います。
柄を見ると両方これ以上、引き算のしようが無いです。
帯締め入れてみようとも試みましたが、『何色のどんな組を入れて写真を撮ろう?』
と考えてみると、相当悩みそうだったので、このまま、想像する余地を沢山残すことにして、
UPしてみました。
とっても好きな組み合わせです。