2015年03月07日
敢えて雑に扱う、長襦袢。
Facebookに載せているお襦袢をさらに2回目、今洗いました。
→http://goo.gl/pPOY4u
※南蛮七宝の夏襦袢(絹の風合いの変わらない洗える加工済)
→このお襦袢自体も、想定よりも濃い色で染めた物を使用しています。
初回と違って、洗濯機。
さらに、ザックリと自宅でネットに入れて・・・
『ネットに入れて洗濯機の上』
試験ですので出来る限り丁寧に扱わない。それを肝に銘じて扱います。
いつもと言っている、やっていることと正反対です(笑)。
『ドラムの中』
行ってらっしゃい。
と脱水までの設定をした所です。
洗濯機から出すのを少々忘れたことを想定して、しばらく放っておきます。
そして、ゆっくり歩いて取りに行き、出来るだけ手遅く干します(笑)。
イメージとしては『しまった!衿付けたまま、色落ち大丈夫かな・・・。』です。
衿も濃い衿を付けたまま、絹の衿です。
(色落は全く大丈夫でした。でも薄い色の衿をオススメします。)
吊ったまま、縦方向に少しシワを伸ばします。
ここは丁寧にしました。
『まだ少し湿っています。』
濡れた絹は、紙を触っている様にパシパシしていますが、
意外に乾燥が早く、乾くと一緒に風合いが戻っていきます。
現在のところ、衿元などはまだ湿っていますが、生地が固くなるわけでもなく、
全体的なシワは、着るには問題ないです。
袖に少しアイロンを掛けましたが、それでほぼシワは消えました。
おそらく3回目も、南蛮七宝の襦袢を洗濯機に・・・。
と気持ちにブレーキが掛かると思いますが、実用的です。
生地も非常に強いので何十回洗えば、ダメになるか?
という実験もするべきかもしれませんが、お襦袢が可哀想になってできません。
裁断した裂地を15、16回洗っても全く変化ありませんでした。
365日、毎日洗い続けることを想定していないお襦袢としては、強度も充分過ぎると思います。
ただ、実験しないとも言ってられないので、着ながら限界まで挑戦していきますね。
袷の時期でも、このお襦袢を着ているのを見かけれたら、それは実験だと思って下さい(笑)。
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