2015年05月07日
帯地が負けないように。
モノづくりする際、新しい織組織ができ一番最初の試験織り。
または新しい考え方で作った地紋が非常に上手に行ったとき。
その際の帯地裂が無地だったとしても、触るのを躊躇ってしまうほど、
綺麗・美しいことがあります。
帯は建物を建てるように、地面の『地』から始まり上に積み上げる発想で作ります。
だから、その地面の地部分が上手く行った時は、その上に何でも建てれそうな気になり、
(ちょっと無理しても地盤は大丈夫。)テンションも上がります。
今回は帯地ではありませんが、このホースヘアーの白を見た時、
そんな上手く行った時の無地を思い出しました。
『ホースヘアー/白』
何を作るかは、簡単に予想されそうですが・・・。
楽しみにしていて下さい。
当然、帯地を交えてのモノになります。
帯地が負けないように。
大きな変なプレッシャーを感じながら進めていきます〜。