2015年05月20日
名古屋帯のみせかた その1
今日のFacebookに上がる予定のコーディネートです。
『南蛮七宝文様✕アリス名古屋帯』
南蛮七宝文様の大島紬、最新作の割込絣が(意外と)何でも合わせ易いです。
それを見てもらおうと、
アリス帯(名古屋帯バージョン)と合わせてみました。
写真の通り、問題なくコーディネートできます。
帯締めなどの小物は、ビタミンカラー等の色を入れてみても面白いかな?
と思っています。
続いては、
この帯の撮影時について。
名古屋帯は仕立てる前、『九寸巾』です(仕立後は袋帯と同じ様になります)。
通常の帯巾は、仕立て前も後も『八寸二分』。
ですので、仕立て前は3cmだけ九寸の方が、幅が広くなります。
(仕立てする際にこの様に中へ織り込みます)
そのため、名古屋帯を着物に合わせ、正面から写真を撮ると
3cmの違いで、どこか締まらない間延びした感じがしてしまいます。
やっぱりお太鼓は一番上の写真八寸二分の巾がしっくりときます。
話がここで終わると締まりませね(笑)。
今まで(撮影を)避けていた名古屋帯。
面白い柄が沢山ありますので、今後は実際に結ばれた様子をイメージし易いように
撮り方を工夫したいです。