2015年05月29日
特殊台に合わせて
結構苦手なことの一つに花緒を合わせることがあります。
台と花緒の帯地だけ色を合わせるのであれば、そう難しくないですが、
柄にツボの色、裏側のビロード部分の色となってくると、時間かかります。
自分の私用草履は、南蛮七宝の花緒で無地的にシンプルに、とそんな逃げもできます。
が、陳列されるフラッグシップ的なモノ(今回は、となみ丸用です。)に関しては、
入念に、丁寧に(自分の時とは比べ物にならない)時間を掛け、
何百のモノ数の花緒からベストを探すようにしています。
しかも今回は特殊台。もう一つ考慮要素が増えました。
『ツートン台』
花緒は悩みます。
(台の白に負けないように、黒に銀色の箔引き箔を使った帯地・・・。)
ちなみに、南蛮七宝文様の花緒を使った際は、台天部分を挟む様にして、
オセロをイメージしました。
たったこれだけでも時間かかりましたが、
まだ、この他にも色があります(笑)。