2015年06月12日
魅せ方を勉強中。
ちょうどお客さんも来られる、ということで、
一週間ほど前倒しして、ショールームを夏・秋単衣仕様に陳列替えをしました。
ほぼ小物のみしか置いていませんので、スペース的には広くなく、一回りもするのも、
ホントにすぐです。
『まだほとんど何も置いていない頃(2014年)』
すこしでも長く滞在して、商品を見て頂きたいので、、ただ単にモノを置くのではなくて、
POPを作ったり、陳列も触れてもらいやすく、試しに履きやすく、比較してもらいやすく、
という部分を大事にしよう、とスタッフの間では話をしています。
(ほかにも、非売品のゲストとしてエッーという価格の着物を値札つけずに置いています。
値札を見て触るのは止めてよう、となる方が多いので、とにかく触れてもらおうと思っています。)
来られる方をイメージしながら、陳列する。
販売的には当たり前のことなんですが、帯を織る機屋にはあまりそんな意識はないですし、
もしかして欠けていることかもしれません(苦笑)。
ですので、一つずつ丁寧に、毎日続けていくことは、とても勉強になります。
それに較べて本社の展示場は変化を付け難い(それも、こちらの問題なんですが)です。
帯のみ。それがずらーっと並ぶだけで、爽快ですし、初めて来られる方はそれだけで、
感動していただけます。さらに業者向け。そんなこともあって、今まであまり何もしていません。
敢えての部分もありますが、折角広大なスペースもありますし、これからは少しずつ変化を
付けていき、年に一回位のたまには、一般の帯好きの方に開放しても良いのかな、等思っています。
それでも、ハードルは低くないので、すぐには出来ませんが、帯・帯・帯を
写真ではなくて、実体験して頂きたいです。
先日作ったバナーアップものとか、入れるだけで随分雰囲気は変わりそうです。
帯を結んでいただくのが一番嬉しいですが、帯を見て『素敵だな』『美しいな』と
自分たちがしている仕事を見て頂く機会をもっともっと作る必要もありそうですね。
その時に備えて、まずは並べ方の練習を続けていきたいと思います。
ぜひ、お待ちしていますね。