2015年06月09日
今日はその工房の一つへ行ってきます。
先週末にふわふわバッグが上がってきました。
『しぼ織/若冲の世界/ふわふわバッグ』
よく勘違いされてしまいますが、仙福屋で製作するロット数は、
他から見ると『超』が付く小ロットの製作。8つです。
こういう風に書くと『8個って、一つの帯の柄につき?』と聞き返されますが、
すべての柄のほわほわバッグ、今回の製作数です。
それでも一度発注を掛けると、こちらの意図する柄の出し方での裁断、縫製。
全部を日本国内の職人に一つずつ仕上げ行ってもらうので、来週すぐに上がってくる。
ということはなく、1〜2ヶ月もしくはそれ以上掛かってしまうものばかりです。
自分たちのモノづくりも同じで、『つくったもの』『できたもの』がどういう反応を頂いて、
どのように使われるのか?毎日聞きたいですが、そういうわけには行かず(FBには感謝)、
出張スタッフからも含め、できる限り時間を作って、情報収集をやりたいと思っています。
おそらく今日行く工房も同じ。情報はとても大事です。
今まで作ってきて定番と言われるものは、これからも作り続けていくために、
お客さんの喜ばれている意見、どういう風に使われているか、あれば改善点の話。
を出来るだけ生々しく詳細に伝えて、これからも新しい気持ちを持って、
作り続けてもらえるように。
今から作る新しいものには、自分たちが想定する使い方を伝え、
帯の見せ方をそこに加えて検討、試作、本番と行っていきます。
やることは違っても日々行っている帯づくりも、全く同じです。
また成果は上がり次第、紹介していきますね。