2015年06月28日
ある作家さんとの・・・。
ある作家さんに依頼して作品を製作してもらっています。
当初は完全に一からお願いする予定でしたが、それは今作っている一つ目が終わってから。
初めのものは、原型があるモノに、こちらの要望や話をした印象を盛り込み製作を
してもらっています。
完成まで後5%、なので95%完成した所を見せて頂きました。
見ている人を幸せにする、そんな作品になっています。
この写真は、その拡大した一部です。
これを帯にしていきたいと考えていますが、以前も書いたように、全く帯にする意図はなく=図案でもなく、
製作して頂いていますので、完全にこのまま帯に出来るわけではありません。
そのため、作品をじっと観察して、雰囲気を汲んで作る必要があります。
小説が原型の映画の出来が、良い悪いある様に、完全に小説のストーリーをコピーしても、
それが良い(面白い)わけではなく、かなりの部分を端折っても、素晴らしい作品はあります。
それと帯作りも似たような感じです。
場合によっては、ある意味元の作品とは離れても、完全に似せようとしたモノより、出来が良い場合、
そんなこともありますので、作品の意図、表したい雰囲気、伝えたい気持ち等を汲んで、
やりたいです。
幸いなことに、詳細の写真がありますので、それを見ながら、意匠図がいつでも出来るように、
イメージを作っていきたいです。
作家さんの作る際の気持ちも沢山伺いましたので、それをそのまま帯に持ってこれるように、
手を止めず意匠づくりは素早く掛かって、詰めて完成に持って行きたいと思っています。
いつもと違った『帯』となります。
楽しみにしていて下さい〜。