2015年07月15日
7月15日移動中の写真
移動中、上を見ると素敵なアーチ状の天井がありましたので、写真を一枚撮りました。
『2015年7月15日移動中』
これだけで帯図案になりそうです。
(全く触っていない写真です。)
今回は、撮った時点から既に絵の様な写真です。
なので、あまり問題にはなりませんが、帯は写真そのままの様に写実的に織ることもできます。
自分的には図案、意匠図、製織と人の手を通るので、日本画の様に、
何か想像の余地が残るような、唐紙である様にどこか削ぎ落とした部分(僅かでも)を
作ったモノの方が好きです。
繰り返しになりますが、今回は問題ないですが。。。(笑)
たまに、この帯の柄はどんなところから考えられました?
と聞かれることがあります。
そんな時、困る図案は・・・、
たまたま撮った写真の、現実のような絵のような部分とか、
図案では考えつかないような現実のリアルな色(そこだけを抜き出すとか)の場合です。
困りながらも、元々はそういった写真からですよ。
と応える様にしていますが、この辺りは織ってみてからでないと、
採用しないことも多いです。
だから、どうしようも無いようなに見えるモノも写真に撮ってみて、
『あっ、なんかいい感じ』とちょっとでも自分が思えたら、写真ストックに置いておきます。
そんなのも大量にMac内に残っています〜。
見ると自分しか意味が判らない、ライブラリーです(笑)。。。