2015年07月08日
まずは設計図クリア。
幾つか候補が上がっているの中の文様【七宝繋ぎ】。
形を変え、様々な意匠の中に入り込んでいる文様であり、
あまりに定番過ぎて正面から向き合うこともない、かえって新鮮なモノづくりです。
【唐長文様七宝つなぎ】(配色はのちのち・・・。)
唐長さんから頂いたお題の一つで、
見たとおり簡単なのに、やってみると強烈にむずかしい。
この世界を織物で表現(配色は今から手を付けます)のため、
意匠図の段階で七宝の円部分を一ドット削ったり足したりして、太細を付けました。
また、地色が柄部分を侵食するように、際部分を暈すように糸を混ぜて設計しています。
それと、見えない三色目の緯糸が全体に渡って通り意匠に奥行きを作る様にもしています。
実際、この糸は配色にはほとんど影響しませんが、あるのと無いのとでは、全く違った雰囲気
になるので大事な3色目です。
その部分は検討中です。同柄配色違い、それとも真無地、もしくは・・・。
色、そこの問題をクリアしていきたいです。このモノづくりに関しては、
遠くを見ると、足元がふらつきそうになります。
あまり自分には合わないかもしれませんが、堅実に(笑)。