2015年07月17日
南蛮七宝文様/東郷織物綿薩摩/光悦蝶刺繍
今日の京都は昨日の大雨で山鉾巡行が気になりながら、
刺繍職人さんの工房へ行ってきました。
『出来上がる寸前においで。』
と言われてて、急いで欲しい様な仕上がりまでに京都に帰って来れないかも・・・。
という心配もありましたが、どうやら最後の蝶々を残して置いて頂いた様で、
うちのスタッフも含め、南蛮七宝+光悦蝶の完成間際を見せて頂くことができました。
帯の場合とも似たことですが、着物(もしくは帯)の地色に干渉されて絵緯、刺繍糸の発色が
鈍ってしまうことありますが、それらも全て引っ括めてこちらのイメージ通りの出来でした。
作業を行われている時の空気感は白黒が伝わる気がしますね。
【南蛮七宝文様の夜に残像を残す光悦蝶】
『もし、何かダメな所があれば解くので仰ってくださいね。』
との声には、とてもとても。
美しく丁寧な刺繍を本当にありがとうございます。
出来上がり次第、これを絵羽にする予定です。