2015年07月27日
京都の夏を着物で気持ちよく乗り切るために。
先週はほぼ毎日着物を着ました。
手持ち着物の中で一番少ないものは、真夏モノで薄地色のモノ。
単衣が一番多いので、まだ夏っぽいかな?という単衣で乗り切ろうと思いましたが、
流石に今年の京都の気温は難しいです。
結果、今年の登場回数はNo,1です。
その真夏モノは、真ん中に挟まれたようになっている淡いベージュの着物です。
(南蛮七宝文様)
織は総紗縫や上品綟と比較すると、
織り目の粗い紗組織で、糸に工夫をしてシャリ感を強調した織物です。
下の襦袢を写真の様に文様がはっきりしたモノすれば、紗合わせの様にも見える透け感です。
ちなみに、去年一番はこの着物。
もちろん真夏も着ることはできるので、登場回数も2番目に多いですが、
上の真夏ものよりは、少し涼しくないですし、35度を超えると涼しい方を手に取りたく
なってしまいます。
同じ織組織の色違いの着物を着ても良いのですが・・・。
やはり今年の夏の記憶を忘れずに、来年真夏用のモノづくりの動機にしようと思います(笑)。