2015年07月28日
扇子作り−1
扇子を作る工房を探していたました。
ほぼ来年用のモノづくりで、今年僅かに間に合えばイイ。そう思っています。
今までと異なった工房で製作を依頼する。
そのためには、和紙や布とは厚みも特徴も異なる帯地のため、
まず見本の製作をして頂きました。
できる限り薄い帯地、裏に糸が渡らない、それでいて扇の形にした際、
面白みのあるモノ。それを念頭に置いて、柄、生地探しを行っていきます。
それと並行して、まず一本目に製作。生地には南蛮七宝文様を。
あくまでこれは見本なので、非売品です。
以前の工房でも職人さんに言われていましたが、
『着物地よりも(生地の厚い)帯地ではムリやろ?』。
今回も、その言葉を総紗縫は乗り越えた様です。
本当に有難い、織組織です。