2015年07月31日
作楽上品綟を使って。
長いお盆休みに向けて、済ましておかなければ行けないこと、
溜まった書類処理のために、バタバタと一日はあっという間に過ぎます。
昨日も一昨日も言っていました(笑)が『モノづくりには心の余裕が必要(絶対に)。』
こんな今の時期なかなか難しいです。
それを作るために、僅かな時間でしたが、今日は少々心を静めるためにも、
ほんの短時間、作楽/上品綟を見ていました。
この写真の他にも夏物に合わせてみたり、羽織生地やコート生地に合わせたり
(関係ない)風呂敷、テーブルに乗せたり、外に持っていたり(今日は相当暑い・・・。)、
していました。
バタバタが続くと、どうしても何かを処理しよう、効率良くしよう、ショートカットしよう、
と対目の前にあることに向かって合理的にどうしょう?という感情で一杯になります。
どちらかというと、モノづくりにはあまり要らないです。
そんな状態から短期間リハビリ的な事として、反物の上に帯を持ってくるだけで、
『あ。意外にもこの色が引き立てるな。』『この紬、いらん思ったけど、次も使える?』
『ついでに帯締も持ってきて、色足そ。』等々の気づきがあります。
今あるモノに何か足したい、とか次はどうするとか、
こうやってもイイんでは?そんなのは、モノづくりに絶対に必要な感情です。
そんな時間を一日一瞬でも取っておくと、『何かを作ろう!』と切り替えてモノづくりに
掛かる状態になるまで、そんな時間は掛からなくなりますし、良いモノを作れそうな気持ちにもなります。
これらの話が全く関係ない切り替えの上手い人も、もちろんいますが、
自分ではスイッチのオンオフがスムーズに動くために、こういうこと良くしています。