2015年08月08日
まずは目出し
今日は2日遅れの筋肉痛で歳を感じています(笑)。しかも、京都は猛暑です・・・。
そんな中、しばらく腰を落ち着けて取り組もう考えていた、本袋目出しが上がってきました。
このお陰で少し元気になっています。
この一柄でここまで製作した十数柄の本袋で行っていないこと、2,3の新しいことをしています。
そのため、細部まで検討して、『帯として大丈夫なのか?』の判断をして、OKとなれば、次の柄へ
取り組めるようになりますので、とても大事な柄です。
以前も書きましたが、この意匠の元は秘錦でも製作したモノ。それのリメイクです。
配色は『えっ』となられる方多い(自分で色を決めておいてそうなりました・・・。)ですが、もちろん本番は
こうではなくて変えます。織組織や全体のボリューム感を見るために、色を極端にしています。
新しいことをすると、無地場に問題が起きることがあります。
今回は、そういうこともなく、新しく行ったことも問題がありませんでした。
織ったばかりの織物は、多少伸び縮みしたりしますので、お盆休みの間はこのまま寝かせておいて、休み明け、
配色を再度改めて、この柄を織る予定をしています。それと並行して次の柄も紋つくりを進めることにしています。
この帯の次は『雪佳本袋』もしくは『本袋雪佳』。
図案は、良い柄に仕上がっていますので、この柄とともに楽しみにしていて下さい。
明日から16日までとなみ織物はお盆休みです。
休みの間は、夏バテしないように資料を持って籠もる予定をしています(笑)。
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