2015年08月18日
洋の色目は置いておいて。ショール配色その2
前回も書いていました。見本で何度も織り、
『ショール白生地』
糸種の選定に時間を割いたショール生地は随時織り上がっています。
あとは色。
それが難しいです。
『現状は三色、そのうちの一色』
今日は着物の色見本を見て、生地と相談しながら配色検討している最中です。
色見本から(着物の色見本なので、いまは完全に和)、もう2、3色を選ぼうしている最中です。海外のブランドが作るショールの色と比較すると、空気も水も違うから、和の色は受け入れられない。と何人かの方から言われました。
そういう話を聞いたため、手っ取り早く洋の専門家に色出ししてもらう?と少々悩みましたが、今の段階で、帯のモノづくりでも要素である『色・柄・組織』の一つ、『色』を自分たちがあまり関与しない形で任せてしまう、それはなんか違う・・・と感じます。やはりまずは和の色からでも、自分たちの色を作ることから、入って行きたいと考えています。
着物と違って洋装、普段の生活に取り入れやすいためか、『こういう色がほしい。』『ヴィヴィットなモノ。』『こんな色やったら買うのに。』とかほんとビックリするくらい多くの方から、ご意見を頂けます(笑)。少しとまどいはありつつも、とても有難いです。生地巾の限界は決まってることを考えると、帯のモノづくりとも似ていますので、その中での最大限でモノづくりしたいです。
ショールの色検討中 その一
⇒http://www.kyo-tonami.com/godaime/2015/08/post-2208.html