2015年09月23日
濃い打ち合わせ中
2時間ほどでしたが、京都のとある場所で(かなりマニアックな喫茶店です)打ち合わせを行っていました。話が逸れることありましたが、いい話が出来たと思います。帯地を使ったモノづくりのベース部分を最終段階に向けて進めています。どこかで書いていましたが、試作はあくまで試作なので、どうでもイイと思う生地で製作すると、中途半端なところで終わってしまい、完成品まで至らないことが多くなりがちです。勿体無いと思っても、自分が最高と感じる生地で製作する、いつも心がけています。
そういうこともあって、最近使う帯地は試作でも基本的に南蛮七宝もしくはCeltic。ある程度の完成まで近づいて、これらの帯地を使って製作し、イマイチと思えば、足掻かず(苦笑)もうそれ以上進めない。それを心がけています。
今回も南蛮七宝文様を使った試作3タイプを目の前において打ち合わせ。でしたが、すぐに気がついたのが、後ろある『角つなぎ文様』。。。
『唐長文様/角つなぎ』
この柄、織りでも引箔でも昔織ったこともありますが、もう少し何か加えたいと思っていた中、縁を感じた出会いでした。明日以降、になりますが、おそらく悠翔織を使ってもう設計から見直したいと思います。話も逸れ、後ろには角つなぎの襖、気が散りながら(笑)、濃い濃い打ち合わせをすることができました。
その成果は来月中には何とか形にしてご紹介できれば、と思っています〜。