2015年10月13日
昨日の続き。
『作楽 コスモス』袋帯を持って来て撮影しました。
自然を織物にする際に、そのまま図案⇒織物として作るのではなくて、織物らしさを持たせつつ、どう表現するのか?はこういう帯を作る際はいつも悩む所です。写真と全く同じであれば、織物で織る意味があるのか?とか、イメージをどの様に消化・デフォルメ?すれば帯として成立するのか?年に何度もそういう検討をして、試行錯誤していますので、成長したのか、平行移動しているのか、判りませんが、少しずつ帯にする際の表現方法は変化していっています。
昨日撮れた写真ですが、このまま帯にするかは置いて、花びらの透けそうで透けず、空が映っている様な透明感は何かどこかで(できれば柄で)やってみたいです。写真の帯を作った時のメモ書きを見ていると、透明感は糸同士のミックスでどこまで透け感を作れるのか?そういうことをやっています。
改めて見ると、もう一度違った方法で帯にしたくなりますね。
『京都国立博物館』
夕方前まで少し時間がありましたので、京都国立博物館『琳派 京を彩る』へ。『連休中はエグかった・・・。』という話を周りから聞いていましたが、今日は招待状客のみ。光悦、宗達、光琳、抱一等々。足早ではありましたが、1時間ほど満喫してきました。。。