2015年12月24日
集まるとなお可愛い。
クリスマスイブに相応しそうな南蛮七宝文様『テディ=オッティ』が上がってきました。
【オッティ/南蛮七宝文様】 一番大きなサイズはこちら
本社向かいのショールームに今のところ陳列?中です。ここに入ってこられた方は一目散にこの前に来られるので、やはりインパクト抜群です。この時期はやっぱりクリスマスカラーっぽい、グリーンに目がいくようです。
帯地の検品後、裁断して縫製、製作していきますが、平面状態の帯と違い、このオッティ、実感的として、ふわふわバッグと同じくらいかそれ以上に、帯地を使います。そのため当初は『帯地が勿体無いのじゃないか?』との声もありましたが、写真の様な感じで目の前に、どんとあって、それがお客さんから好意の目で見られて、しかもそれが続いていくと、今では『帯地のイイ利用方法かも。』という声に変化してきました。本当に有難いことです。
作り始めた元々といえば、帯地の技術力、特に張りを保ったまま薄く織ることを言葉だけでなく(どの会社も薄くて結びやすいとウリ文句になっていますし)、目で見て実感してもらいたい、そんな気持ちからでした。着物地や裏地では作ることができたとしても、帯の表地では、簡単そうに見えて、なかなか難しいもんです。
今の時期だったら、この『紗んた』も同じ動機から。
好意的に見て頂けて、しかも自社の技術もアピールできるという、素晴らしいアイテムです。最近は、社外以外にも社内的にもそれなりに市民権を得てこともあり、その調子に乗って(いつの間にか干支シリーズになりじめた)来年の干支『申』も作ることができました。
今のところ、少しの猶予ができたので、ちょっと安心です。『辰年』は大丈夫?とも心配されていたりもしますが(苦笑)、なんとか十二支揃う様にやっていきたいです。個人的にはシンプル過ぎて、かえって悩みそうな巳年が心配です。