2016年02月05日
2016若手とのモノづくり①
若手とのモノづくりを頻繁でない程度の時々、行っています。今回は帯を一本だけ作るというのではなくて、シリーズ・塊として製作をしようとしています。今回は長い時間、行く先を決めるために繰り返した打ち合わせから、モノづくりを実際に動き出す、最初の一回目です。
具体的には、この帯地(紗楽)に刺繍を施すこと。それがこれからするモノづくりの中核。
そのため、まずは下地となる帯地を作ることから(いきなり一番大事な部分です)。
主に考えることとして、柄はどうするのか?色は?素材は(糸種等)?帯の柄は上にのる刺繍とどう絡ませるか?
が当面のモノづくり。初めての試みも、いつか入れる予定をしていますので、今から取り掛かる試験織は、遊べる範囲をできるだけ広く作っています。試験を取るので地色も普段使わない色味でやってみようと思っています。
となみブルーに緑っけを足してみて、鉱石の色を作ろうと思っています。
まず今年前半(5月くらい)までには一旦形にして、そこから少しずつ大きくなるようなそんなイメージでのモノづくりです。