2016年02月07日
大島紬に囲まれる最終日。
今日はお客さんが京都本社へ来店され朝から夕方まで、モノづくりや帯、今回は大島紬を見て頂きました。普段とは入口正面からして、雰囲気は違いました(100周年記念の大きなPOP?のぼり?がドンと)。この三日間、となみ織物は半分大島紬、半分は西陣織、そんな割合でした。
去年、今年は特に早々、奄美へ行き、現地を見ながら、モノづくりを進めています。またここ数日は奄美から、職人兼機屋さんが来られていますのえ、お客さんの反応を生で受けてもらいながら(あまり機会はないそうです)、それをベースに思い切ってジャンプしたモノづくりの打ち合わせを進めることができました。
まだまだ、実現できるかわかりませんので、詳しくは書くことはできませんが、『えっ、そんなことしてもらえるの?』とこちらが驚いた、大島紬で織る唐長文様。こちらはこちらで、八割五分ほどイメージ通りに形になった、りんぐ大島で行う表現方法。『それって考え付かんかった・・・。』と職人さんに感心されたモノ。
自分たちが作るとなみ帯の可能性を広げるために、手を出し広げた、着物作り。最初は助っ人に近かった関係が段々とお互いから近づいて、となみの中の大きなモノづくりの一つになってきました。これらも、一方的なモノづくりではなくて、双方が提案し、改善して良いもんを作り出せる形を模索していきたいです。
本社3fの帯を一旦全部撤収して、明日はそれを元に展示し直す、大変な日になりそうですが、今回は三日間大島紬を帯と同じかそれ以上並べ展示したこと、本当に良かったと思います。日曜日にも関わらず出社した、となみスタッフの皆さんもお疲れ様でしたm(_ _)m