2016年02月10日
若手モノづくりⅡ
西陣のモノづくりに関わる人に、もし世代別モノづくり分布表の様なモノがあれば、間違いなく自分も若手層の真ん中よりも下の方に入ると思います。今回モノづくりするは、そこよりも遥かに若い、最若手と言っても良い、となみスタッフです。
いいな、と思うのは、『こんなモノが作りたい!』という気持ちが溢れているところ。(繰り返しますが)自分も少なくないはずなのに、とにかく熱いその熱意に押されてしまいます。
今回進めているモノづくりは、新しい試みが中心です。勢いある熱意のまま『いきなり本番いきましょうよ!』と言いかねないので(笑)、そこはこちらの意見を通してちゃんと満足が行くまで試験する。それ以外は好きに、本人のイメージ通り、モノづくりを進めれればイイ、と思っています。かえってその方が意表をつくモノができそうです。
というわけで、まずは帯としては使えない丸巻きを使って行う実験・試験の下準備中。
(こんな感じで率先)
職人さんとの打ち合わせ中でも、こちらへ質問してきたことを少し返すくらいで済んでいます。本人のイメージがしっかり固まっている証拠で、とても頼もしいです。ちょっと前は上がってきたら、『どうしましょう〜?』だったんですが。
すぐにはできませんし、形となっても一つだけでは、メーカーと言えませんので、次の課題として、継続することを伝えていきたいです。