2016年03月07日
発色良好、手持ちOK。でも、
引き続き試験を繰り返しています。『夏に間に合わせて、1本でも結んで頂けるように。』を目標に取り組んでいますが、ちょっと怪しくなってきました・・・。初夏目標を真夏へずらす、も頭を過ぎっていますが、何とか当初目標に間に合うように、取り組んでいます。
現状として、経糸はそのまま緯糸を今までの半分にして、全体を軽量化の目処が付きました。手持ち感はイメージ通り、相対的に色糸の割合が増えたことから、発色が綺麗になってきました(もう僅か欲しいところ。)。
これと同時に、地の部分(白と箔の色が入り交ざった所)は、もう少し改良の余地を感じたので、新たに紋を作って修正を掛けています。
簡単にはできませんが、この試験織をひっくり返すと、
(試験織の裏側)
糸が浮きが激しく、今のところ結ぶのは無理。ですが、ここをどうにかしたら何か出来そうな気も・・・します。とそんな感じでうろついていると初夏には間に合わない様な気もします(苦笑)。こういうことを繰り返し面白い要素も加えながら、だんだんと形付けていく。そうなっていきそうです。
並行して試験繰り返し、全部で揃い次第、一気に形にする。理想ですが、自分のモノづくりでは出来なさそうです・・・。今回は珍しく締め切りを感じながらのモノづくりですので、緊張感を保ってがんばります。