2016年03月10日
夏ひとえ、新色。
まだまだ肌寒い京都です。ただ、モノづくりは、商品の準備は季節を一つ、二つ超えて想像してしていく必要があります。(以前年四回掲載していた時は、撮影時に、真冬の気温なのに夏号の構想を練る必要があったり・・・。)。毎年、『今年は去年より暑いな〜。』とか反対に『過去最高に、寒いな。』と大層に感じてしまう方なので、先取りは得意かもしれません(笑 全然関係ないかな?)。
昨年、大好評だった『夏ひとえ御召』が新色も含めて、上がってきました。
去年は冒頭で書いた様には上手く行かず(得意と書いた割には)、暖かくなってから、新柄や新色を加えようとしましたので、間に合わず試験で止まっていたモノもあります。この『Kilim(キリム)2』は、今年ようやく当初考えていた色が揃いました。
私もこの織組織のモノは着物として南蛮七宝文様を持っています。今年で3シーズン目、回数・頻度とも、かなり着倒していますので、タンスと相談しながら、もう一つ柄違いで作ろうかな、と考えています。
ちなみに、この織組織は柄付によっては透け感を作れないので、まだ5柄ほどしか制作できていません。この着物が必要な季節が来ると焦るし、遠ざかるとまた来年に(苦笑)となってしまうので、今年こそは途中で止まっているモノづくりを始動させていきます。さぼっているわけではないのですが、反省です。。。