2016年03月11日
昨日の夕方上がってきた、しぼ織の試験。
今日から3日間京都を離れます。
宿題と課題と今後のモノづくりのネタをそれぞれ山ほど持っての移動です。
まだ、帯にできるのかわからないモノが多いので、詳細は掛けませんが、最近良く上げているしぼ織なんかは、かばんに目出し(試験織)を入れて持って行こうとしています。良いのか悪いのか分かりませんが、最近は夢にも見ますし(苦笑)。
『今までのと違い、わかりますか??』
この意匠を使って帯にするか?まだ今のところ分かりませんが、試験を取るための意匠としては、地部分が広いところ、そうでないところ。お湯に浸け、しぼを出した時に花びら部分の具合を見るのに、ちょうど良いです。今までは、しぼ織自体、しぼを付け過ぎると良く無い問題が出てきましたので、その限度を見る意味でも本当にありがたい柄です。ただ、今のところは、帯として一本を織るのには、柄自体が可愛すぎるかな?となみ織物に無い様なモノだから織ってみようかな?のちょうど間です。
ちなみに、新しいモノづくりのため織った試験の回数は、①織組織の変更、②糸使い、③配色をそれぞれ別に試験を取りますので、もう間もなく『いつまでやってんの?』と突っ込まれる程です。現状としては、ほぼ上手く行って、後地色の配色の微調整が難しい、その点をクリアするだけです。なんとか、夏に一本でもこの帯を結んでもらえるように、そのモチベーションで詰めて進めています。
そんなこんなで、京都を離れている間に、頭からこのモノづくりが抜けてしまいそうなので、これを書いている間にも目出しはカバンの中に入れる決心をしました(笑)。
今までのは
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