2016年03月18日
若手とのモノづくり
若手と一緒にモノづくりを。。。。。。。で今までも何度かお披露目しています。
今度はとなみ帯地の土台の上に刺繍を施す、その土台作りを行っています。
商品は【arabesque(アラベスク)】(リンクはPinterest)。
織物は総紗縫+紬の『紗楽』地で製作中です。
『紗楽/arabesque(アラベスク)刺繍土台』
この意匠は(黒の共感で非常に分かりにくいですが)草花モチーフのアラベスク。総紗縫の仲間で、緯糸に通常の絹糸と紬を通し、綟り織りで製織したモノ。寝かすと透け感が消え、立てると透ける、総紗縫とほぼ同等。
この柄をベースに、くすんだ茶、極めて濃い藍、ひねたベージュを製織する予定です。綟り織の透けと紬の節とで面白いモノになるんじゃないかなぁと期待しています。ただ、若手衆は出張へ行ってしましましたので、最後の詰め部分は引き継ぎがあったつもりで(苦笑)、進めたいと思っています。