2016年06月17日
巡り合わせ良く・・・。CandyCircusのきもの1
『CandyCircus』、今度は着物。
と言っても、季節的にまずは、ちりよけが一反完成しました。
まず舟田さんに怒られること覚悟して(笑 大丈夫でしたが)、作品を切りばみ状態に。実際の作品ではなくて作品の写しを切って、パズルのように、また図案として成立するように貼り直します。
その出来上がった下絵を舟田さんに数度打ち合わせをしつつ、修正を掛け図案に。そこから型を作り、反物に染め上げていきます。
この様に工程を一言で書いてしまうと、簡単に見えてしましますが、このCandyCircusシリーズはできる限り、完成したモノから、作る大変さよりも、出来上がったモノから楽しさやワクワクを感じて頂きたい、そんなモノづくりを心がけて行こうと思っていますので、大変さの部分は今回カットしておきます。それはまた帯の時に(笑)。
今回、幸運だったのはこの図に応じた白生地が抜群に良かったこと。
普段はあまり意識が行かないかもしれない白生地ですが、今回はこの生地のお陰で意匠の陰影、奥行き感、流れや勢いまで、上手く乗せてくれました。
非常に個性的な作品を元に作らせてもらった、塵除けです。ここまで来るまでにも、何度も着姿の確認を・・・と、書くと苦労話になるので、今回はここまで(笑)。
ホントにいい出来栄えで、安心しています。
ちなみに発表は、今まで制作した帯も含めて8月を予定しています。
どんな反応を皆さんから頂けるのか、ちょっと怖いですが、楽しみにしています。
この後は、3柄目帯のお腹部分を作り始めていますので、これもまた8月に間に合うように頑張ります〜。