2016年06月21日
特別にならない着物づくり
綿薩摩白生地の上に、南蛮七宝の型を置いて染めた反物を私用の着物として、仕立てに出しました。
ここ最近そういえば、私自身が着物を着る回数は、残念ながら減っています。『今日は(着物かスーツの)どっちにしよう?』と2択で考えてしまう時点で、やはり着る回数が減るように思います。まずは自分から意識を変えて『無意識のうちに着物へ手が伸びる』ぐらいには持って行きたいです(笑)。
昨日は、そのための着物を仕立てに出しました。
(すぐには難しいかもしれませんが)『着るのが大変な時でも、無理をして着て行きたい。』あまり難しく考えず、まずは①着心地が良いモノ、②楽なもの、③価格的にもこなれているもの(綿薩摩では③は厳しいですが)。が揃えば、上手く行きそうです。
生地が夏物でなくても、綿薩摩の場合、その下の襦袢には洗えるサラサラの南蛮七宝を着るだけで、
なんとか夏も越せそうな気もしますが、どうでしょうね?
そんなバージョンの帯も順次、考えていきます。