2016年07月13日
祇園祭、山鉾建
山鉾が建ち、京都市内中心部は至るところ通行止めとなっています。
この前後、業界的には人が集まるので展示会をされたり、車が通れないので休みにされたりと対応は両極端ですが、この時期は特別な空気が漂います。
この室町から西陣まではちょっと距離があります。また昔の流通で行くと、メーカー(西陣)⇒産地問屋(西陣)⇒集散地問屋(室町)と、こちらもちょっと離れています。そのため具体的な影響はありませんが、この時期は少しそれに引っ張られて、静かで少しソワソワ雰囲気になっているような気がします。
となみ織物では、この祇園祭も帯の意匠にしています。少し前に制作したものですので、帯の重量面はそこまで考慮入れられておらず、金銀糸は盛り沢山、細部までの表現のための糸、ボカシで使う糸と、見た感じ持った感じも、かなりのボリュームを感じます。
先日、Facebook上でアップしましたので、皆さんからどんな反応を頂けるのか、楽しみです。