2016年09月07日
「Demitasse ✕ でみたす」トークショー
トークショー、参加してきました。
→http://www.hakusasonso.jp/exhibition/detail/-demitasse.html
打ち合わせでは、トークの内容は、帯の話を中心で大丈夫ですよ。
(それしかできませんが・・・笑)とは言われても、当日フタを開けるまでは、
どんな方が来られるのか?分かりません。
出来る限り、
どんな話でも出来るようにと、社内から色々なモノを持って行きました。
例えば、おそらく来らる方のほとんどが見られたことがないであろう、
帯の図案・紋図、杼・繭・原糸・染め糸・金銀糸・筬などの道具類、
あとは、それらが合わさり最終形となる帯。
豪華なモノから最新のモノまで本当に盛り沢山です。
当初、道具類をメインにして『帯を作る工程等の話から、どれだけ大変なのか。』
それを訴えるのも良いかも?と考えていましたが、それはほんの僅か。
今回は、いまは着物に興味を持たれていなくても、帯の意匠や色、手触り。
普段、身近には着物が無い方が多いので、話すよりも、まず一杯触って頂く。
そんな内容を中心にしたつもりです。
結果、予定時間を超え、『おそらく質疑応答も無いだろう。』という予測も当たらず、
数名の方からご質問も頂けました。
何人かの方には興味を持って頂けたのかな?と思っています。
他にも方陣に組んだ撞木に帯を掛け、広間にはその帯たちしか無い。
そんな空間を作ったりと、個人的には非常に楽しみました。
課題は、毎日おこなっている『帯を作る』ことなのに、いざそれを出来る限り、簡単に伝えること。
本当に難しいです。
それは、大事な仕事の一つ、
課題だらけですが、頑張りたいです。