となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 『日記』

2007年03月07日

京都は、さくら


 
 

京都の春といえば、
 
 
 
『桜』 ですね。。
 
 
  
画像-0004.jpg

 
 
桜の中を着物姿で歩くことを想像すると、
 
 
この季節は『ワクワク』と、嬉しくなります。
 
 
 
 
個人的にお勧めは
 
 
↓ ↓ ↓
 
画像-0003.jpg
 
 
 
京都にある桜はすべて揃っているという…
 
 
 
しかも夜桜は幻想的。
 
 
 
去年は行けなかったので、

 
 
 

今年こそは!!
 
 
 
と思っています。
 
 
 
 
 
 
まだまだ、二条城は

 
 
桜は想像しないと、咲きません。。 

さくら二条城3,07.jpg

 
 
 
 
毎年、となみ織物は『 さくらマップ 』 のここに載せています 
 
↓ ↓ ↓
 
 
 画像-0005.jpg
 
 
 
 
 
 

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2007年03月05日

新作、まず第一報!

今年の大きなシリーズ

『伊藤若冲の世界』

やっと、発表できました。

(雑誌へは、秋予定です!!)  

  

パンフレットから ↓ 

若冲表紙.jpg


とは言っても、若冲とは?

こんな経歴を持っておられます(大部分、省略)。


716年 京都の高倉錦小路、
       青物問屋『枡屋』の長男として生まれる


1738年 四代目の当主に


1755年 40歳で、家督を弟へ譲る


      ↓ 以降、画業に専念


1800年 85歳 没する

   

若冲裏.jpg

今現在、10柄ほどですが、

一本一本製作していきますので、

続報をお楽しみにしてください!!

 
 

2007年03月02日

となみのきゅうすん。

 
 
毎朝上がってくる中で、




現在目を引いて上がってくるのが、



九寸(なごや帯)です。
 
 

特に、今日は強く思いました。。 
 

 

ずっと以前には、引箔を引いたモノを織っていましたが、
 
 
最近は紬地のもの(お洒落もの)を手掛けています。
 
 
 
 
今回の目玉は…

 
 
 
まだ、発表できません…
 
 
 
すみません m(__)m
 
 
近日中には、かなり具体的にお知らせできると思っています。
 
 
 
是非、お楽しみに!
 
 
 
 
 
多可良箱やプレゼントへの応募ありがとうございます!!
 
 
予想以上の反応でスタッフも大変喜んでいます。。
 
 
また、『多可良箱の内容も掲載した方がいいのか、どうかな?』
 
 
とスタッフ間でも様々な意見も出ましたが、 
 
 
『全く届いてからのお楽しみ!』という人もおられるので、
 
 
今回は個別にお問い合わせを受けています。
 
 
様々なお問い合わせがあり、
 
 
それを次回へもつなげていきたい、と思いますので、
 
 
お気軽に何でもお聞きください~!
 
 
 
それでは!!
 
 
 
 

2007年02月28日

スペシャルな帯のメルマガ。。

 
 
 
 
3月号のメルマガが書き終わりました。。。
(ギリギリ…) 
 
 
 
今回は、『スペシャルなとなみ帯』を紹介しています。
 
 
となみ織物は、時々いつ完成するのか、全くわからないものを手掛けることがあります。
(今がまさにそうですが…、紋図だけで一年経っても未完成)
 
 
 
 
柄数が数万となると、
 
 
 
全く光が当たっていない、というちょっと『もったいない帯(シリーズ)』
 
 
 
あります。
 
 
 
 
今回メルマガで、取り上げた帯(作品クラス)もそうですし…
 
 
 
そんな帯をもう少しブログなどで、ちょこちょこと紹介していきたいと思います!
 
 
 
 
今回はその第一弾として、『三十六歌仙』を揚げていますので、
 
 
 
お楽しみに! 『千福』や『京百景図』と同じくスペシャルな帯です。
 
 
  京百景図⇒http://ameblo.jp/sousuke5/entry-10010594903.html
 
 
 
今回は、プレゼントもあります!
 
 
 
こちらもお楽しみに~!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2007年02月27日

和から出ていくものづくり。

 
 
『和』というと、帯や着物はど真ん中というぐらい、含まれています。
 
 
 
今となみでも、少し『和』から離れそうな小物を製作しています。
 
 
 
小物に関して特にバッグは、
 
 

『洋でも和でも違和感なく』、
 
 
 
できれば、となみの色や柄が、
 
 
 
普段、洋服の生活の中にも見ることができれば、




最高にうれしいです。 
 
 
 
 
そんな風に思っていたところ、ある小物屋さんで、
 
 
またまた面白いものを見つけてしまいました。 
 
 
 
それは、和の帯地を使った完全に洋のバッグです。
(もちろん、着物にも行けそうなのですが…)


 
さくら七宝ブログ2.JPG
 

こういったモノが作れるというのは、
 
 
まだまだモノづくりの余地が多くありますよね。。。
 
 
 
持ち手と横のマチの部分は、オーストリッチを使ってあります。
 
 
さくら七宝ブログ1.JPG
 
 
これを見たときに、素直に面白い!




っと思ったので、載せさせてもらいました。。



快く新作を載せさせてもらえた小物屋さんに感謝です。。



いつもありがとうございます。m(__)m

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
        

2007年02月26日

『多可良箱』は何とか間に合いそう、お待ちどうさまでした。

 
 

『多可良箱』 
 hako_02.gif

最初は、

 

 

一年に一回の記念的な福袋的を想像して製作してたのですが、
 

スタッフや小物屋さん等々と話をしているうちに、どんどん話が膨らみ、
 

ちょっと面白そうな形に落ち着いてきました。
 
 
 

今後好評であれば、形はどんどんと変えていきたいと思っています。
 
 
 
 

中身も初めは、

 

 

『仙福屋』の小物だけで!と思っていましたが、

折角の多可良箱という名前を付けましたので、
 
 
『仙福屋』も含み色々な小物を用意しました(非売品のものも多数)。
 
 
 
小物屋(職人)さんにも全面的に協力して頂いていますので、

内容は十分楽しんでもらえるはずです!
 
 
 
 
 
 帯も、

 

 

というご要望もありましたが、

これはまだまだ難しい問題がありますので、

今後の検討材料としていきます。
 
 
 
 
 2月最終日、アップ予定です。。

 

 

 
 

2007年02月24日

撮影を撮影してた日。

 
 
以前に、何度かHPを大幅に作り変えます~!
 
 
 
と言って、一か月。社内ではもう少し経ちました。
 
 
 
今回は、会社の歴史等々も大事ですが、
 
 
 
『一番大事なモノづくりがもっと伝わるように!』
 
 
 
と考えています。
 
 
 
それで、今日は数軒の職人さんの仕事場へ、HP制作の方とお邪魔しました。
 
 
 
もちろん、普段は絶対に公開したりしない場所や技なので、
 
 
 
なかなか見られないものが、撮れたとは思います。
 
 
 
また、良くあるような職人さんを集めての実演とも違う、
 
 
 
普段の緊張感が出ているはずなので、
 
 
 
個人的にも『完成を』楽しみにしています。
(こう書いて置くと、プレッシャーにもなるはずです)
 
 
 
 
ちなみに、
 
 
 
撮影してはるところを、横から見ていたのですが、
 
 
 
何度見ても、熟練の技は綺麗ですので、思わず撮ってしまいました。
 
 
soukou1.JPG
 
 
こう上手いこと撮れると、いいのですが、
 
 
 
手に技がしみ込んで、
 
 
 
『写真用に、ゆっくりおねがいしま~す。』、と言っても、
 
 
 
なかなかそう簡単に動かせないというのが、
 
 
さらにすごみを感じます…
 
 
 
ほとんどこう撮れます↓。
 
 
soukou2.JPG
 
 
 
人の手はやはりすごい… 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2007年02月22日

眠っていた帯…

 
 
 

時々、

 

 

 

あるのですが、眠っている帯(柄)があります。

 

 

 

それは、

 

 

 

その時は読みたいな~と思って買って、読まず、しばらく寝かし、

 

 

再び引っ張り出した時に読むと面白い!、と思う『本』みたいなものです。

 

 

 

帯では、こんな過程で起こります。 

 

 

 

①図案でまずイイ!と思って、

 

 

②手元に持ってくる→そのまま寝る

 

↓ 

 

③紋作り          →寝る

 

 

 

④紋上げ終了       →寝る 

 

 

⑤配色・見本ギレを織る →寝る      

 

 

⑥配色を直し、本番織

 

 

完成

 

   

 

 

となります。

 

 

 

こう見ると、帯からすると世間の日の目を見ない、

 

 

という『寝る』という選択肢が多いので、

 

 

書いていて、自分でも少し驚きです。 

 

 

 

ただ、寝ることは、その時には満足に完成できない(しない方が良い)、

 

 

ということなので、モノづくりしている立場からすると、仕方がないことかもしれません。

 

 

 

 

それで、今日は寝るところから、戻ってきた柄を紹介します。

 

 

CIMG0049.JPG

 

 

自分の柄なので、袋帯になって少し安心です。

(上でいう⑤の段階で止まっていました)

 

 

 

発表後の皆さんの反応が楽しみです。。

 

 

 

 

 

 

2007年02月21日

鳥獣戯画…?

 
 
いつもとなみ織物では、
 
 
毎朝商品の検尺&検品を行います。
(一度、写真を一枚と思うのですが、なかなか…)
 
 
 
変な色目の帯が上がってきたときは、かなり冷や汗ものです。 
 
 
 
その中で最近は九寸が目につくことが多いです。
 
 
 
価格的にもそうなのですが、大きく遊ぶことができます。
(もちろん、帯の常識内で。という意味ですよ。)
 
 
 
それで今日は、
 
 
『鳥獣戯画』です。
 
 
 
鳥獣戯画の説明はメルマガでも書きましたので、
(⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/19203824.html
 
 
省略しますが、
 
 
今日の帯は少し違う…
 
 
感じがします。。
 
 
bY.JPG
(お腹にくる部分です。右巻きと左巻きで柄が変わる) 
 
 
色なんでしょうけど、何かいつもとは違うオーラを持った帯です。
 
 
 
こういう勘は、はずれることはもちろんあるのですが、
 
 
楽しみです…
 
 
 
 
 

2007年02月20日

話は前後しますが… (金銀花)

 
 

 
『美しいキモノ』掲載『金銀花』
雑誌掲載履歴  となみ帯 - となみ織物株式会社.jpg

見てもらえましたか?
今のところ反応は、上々です。
 
『春っぽいところが、素敵ですね~。』

とまずは言って頂いています。
 
評判良く、とても有難く思っています。


時々、こんな方もおられます。

春号新作を載せると、
『この帯は春しか結べないのですか?』
 
この質問が一番多いのは、『夏』時期なのですが、
最近のとなみ織物では、季節も
幅広く結べるような
モノも多く製作しています。
 
というよりも、皆さんから様々な意見を頂いて、
出来る限り使い勝手の良いモノを作ろうとしています。
 
ですので、上のような質問もとてもモノづくりに
活かしています。


とは言っても、雑誌などで、季節感出して撮影すると、
イメージが定着してしまうのも事実です。
 
そんなことに気をつけながら、
今年一年は、この『季節感』を大事にしながら、
考えていきますので、どうぞよろしくお願いします。 
 
忘れずに、きものサロン掲載の
『悠久のシルクロード』もよろしくお願いしますね!

早くも、
次の夏号へと取りかかります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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