『仙福屋の装履(草履)』
を少しだけ、進化させました。
マイナーチェンジで、
その箇所は…
かかと部分です。
今までのでも、
『生ゴム』を使用していたもので、
とことんこだわっていました。
↓
↑他の草履のカカトとは、色も弾力が違います。
(微妙ですが履き易さにも影響します)
今回は、
それを一歩進めて
↓
↑と大きくしました。
このカカトに変えると、
大きくなった分、
今までと草履製作の工程が変わります。
『今まで、』
台製作→カカト取り付け→花緒すげ替え
『今後は、』
台製作→花緒すげつけ→カカト取り付け
履かれる方は、
工程が変わっても何も変わらないのですが、
作り手からは、
今まで何十年(もしかしてもう一桁?)と繰り返し行われる作業が、
変わるのは、本当に大変だと思います。
(帯で考えると、よーくわかります)
今までの『仙福屋の装履』でも、
物凄く履きやすい!と言って頂けてましたし、
今回の改良でさらに良くなったと言って貰えれば、
今回の工程の変更もホントにやって良かった~、と
思えます。楽しみです。
帯でもそうなのですが、
悪い部分を修正するのでなく、
良い部分をさらに良くとするのは、
本当に難しく大変なことです。
私も、草履を履く時は、
感謝して履きたいと思います。。
P.S
もちろん、次からのリペアは、新しいカカトになります!!
お待ちしています(http://www.kyo-tonami.com/repair/index.html)
またまた草履ネタですが、毎日帯屋のモノづくりはしていますよ!