2015年08月14日
おそらく9回目の洗います。
最近ごく一部ではあるんですが、定着し始めたほぼオールシーズン襦袢。
先日も登場していましたが、今年の3月からこのお盆休みまでフル稼働しました。
⇒http://www.kyo-tonami.com/godaime/2015/03/post-2071.html
興味を持たれた方に『洗えます。』と言うと『えっ、絹?綿じゃないの?』『絶対縮むでしょ?』と
ほぼ100%反応が返ってきます。先日は『麻はチクチクするし、綿もなんとなく皮膚に合わないし、
絹の洗えるのは探してた!』と言われる方もおられました。その時は『この襦袢は樹脂加工等はしてい
ませんし、これ以上のモノは現状無いと思いますよ〜。』と付け加えました。
春や冬でも『いいなぁ。』と感じては頂けますが、この時期の気温は必要性をヒシヒシと体感できます
ので、この夏を利用して多くの方にオススメしたいとおもいます(笑)。
土台の反物が『えっ』という位しか上がってきませんので、今のところ南蛮七宝文様のみしか製作してい
ません。ただ、この商品だけは柄の説明をする間もなく(笑)必要な人には手にとってもらっています。
さてさて、自分の手持ち襦袢は、今回でたしか9回目の洗濯です。以前の『敢えて雑に扱う』ブログ通り、
極力沢山洗いました。(月一回ペースです。)最初の一回目その次辺りは文様の色が薄くなりましたが、
それ以降はほぼ変わらず定着。見た目の洗濯感としてはそんな具合です。風合いも絹らしさは変わりません。
白地以外は今のところ(反数ではなくて)期間限定で製作しています。今は①白②白×ベージュ③白×ブルー
の3色、白×ベージュはこの9月終了で次の配色を考えていて、今のところ地色にも色を入れた、スペシャル
バージョンを製作する予定をしています(イメージは下のバッグの色目)。
『ちょっと濃いかなぁ』と自分の中の声も、おそらくお客さんからも言われることは想像できますが、
今ある色だけでは、『夏中心しか使えないかなぁ。』との声もありましたので、そこはちょっと冒険
をしたいです。
問題は初回と2回目の洗濯時に、どこまで色が薄くなるのか?大丈夫だとは思っていますが、
再び『敢えて雑に扱う2』をやりたいです。
あと、解決したいのは生産数とコスト面、全て上手く行かせるのは難しいですね〜(苦笑)。