2010年11月11日
渦巻き帯。。

となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。
五代目日記 > 『日記』
2010年11月11日
2010年11月09日
2010年11月07日
キンとする寒さを覚悟していましたが、
思ったよりも暖かく(薄いコートで充分)、
毎朝紅葉を楽しみに歩いています。
出張だと、京都にいる時の生活とは全く変わります。
いつも会社には、バテるまでいることが多いですが、
こちらでは、打ち合わせ&夜ご飯を食べに行って、
いつもより早く帰って、早く寝る。
次の日は早く起きる。と、かなり健康的です。
毎日が、そんな繰り返しですので、
京都での時間とは、自然と異なります。
本社にいる時は、色んな仕事の上に、
モノづくりが並行に進んでいるので、
どうしても、打ち合わせが多くて、
あれこれと考えては形にして、
修正してばたばたと、
いつも頭の中はごちゃごちゃです。
京都外にいても、打ち合わせメールが飛んできますが、
周りも気を使ってか?できることに限りがあるのか?
いつもよりも量が減って、少ない事に集中できています。
その上、朝も早く起きて(朝の4時過ぎということも )
ペンを持って、何かをメモしながら考え事できるというのは、
いつもであれば、なかなか出来ないことです。
とても贅沢で幸せな時間です。
今日も、ぼーっと、今までの帯写真を眺めたり、
本社を出る前に配色オッケーを出してきたものの
完成写真を見ていたりしています。
たとえば、こんな小袋とか・・・
(シンプルに作ってみました。)
作りたいモノが溜まっていて、
それらの図案も写真に撮ってきてますので、
意外に、頭の中でする帯作りは
こちらの方がはかどっているかもしれません。
そんな札幌も寂しいですが、明日までです。
2010年11月04日
今日は、
雑誌掲載の打合せから、帯紋図最後の詰め&見本裂の
検討、配色変更、小物の打合せなどなど。
その中で、一つ上がってきたのが、新しいこの御召。
写真を撮って、載せてみました。
なんとも言いにくいですが、
合わせ易く、着やすく、長く着れそうな着物になったと思います。
個人的には、こういう着物に色んな帯をのせて、
コーディネートしてもらえるようにと考えています。
生地的には、経糸に三眠蚕。
その経を縞に染め分けて使い、シンプルだけど、
単調にならないように、気をつけてます。
今日も新柄一反あり、『欲しい!』と
言わはりそうな人に電話してみると、早速『頂きます』。
という返事を頂ました。
一応、写真を送ることもしましたが、
柄も色の現品を見ないで、御召購入と・・・。
勧めときながら、ちょっと大丈夫かな?
と思いつつ、『信用されているんだなぁ』、
と一人納得した一日でした。
2010年11月02日
早速、結んでもらいました。
タレ無地バージョンです。
反対側のお腹の部分はメルマガで・・・
(twitterでも呟きました。)
モノづくりした帯を結んでもらい、普通に歩くのを
見ていると、何か気付くことがあります。
たとえば、地色だったり、差し色だったりと。
目の前の帯を見ながら、違う帯の柄や色を思いついたり、
することが最近とても多くなっています。
2010年11月01日
例えば、写真撮った瞬間、『生まれたて』という
言葉がピッタリな帯留めとか・・・
袋帯になったばかりのものとか・・・。
これから、帯になっていき前の生地とか・・・。
いつもは待ちきれなくなってしまいますが、
出張へ行って、帰ってくると突然のように
形になっているというのは、なかなか嬉しいです。
今週末も出て行く予定なので、京都にいる間、
きっちりとモノづくりですね!
2010年10月31日
京都から出張行くときは、そうなんですが、
(特に初めての場所では、)周りをグルッと見回して、
人の話をじっと聞いて、そこの空気を自分の中へ蓄えてます。
京都へ帰った時に、それをモノづくりと、合体させると、
満足できる面白いモノを作れることが多いです。
もう少ししたら、京都へ戻りますので、
とてもワクワクしています。
先日、こんなことを聞かれました。
『帯を作る時って、どうするんですか?
ネタ探し、マーケティングとか行ないますか?』
モノづくりは個人でするので、会社は別としてですが、
基本的にしていません。
甘いと言われるかもしれませんが、
この帯は、若向きへ向けて・・・、云々、というように、
ターゲットを絞ったモノづくりというのは、とても苦手です。
それよりも
突然会った人を思い浮かべながらのモノづくりや、
こうしたら、驚いてもらえそう、喜んでもらえそう、
ということを自分の作りたいモノと交ぜながら、
モノづくりしていってます。
コーディネートでも似てて、何かを目指したものでなくて
(確率は低くても)、偶然の思いがけないコーディネート
など、そういうものが大好きです。
最近密かな人気があるこういう帯も、
人の意見、好み、今までの流れを気にしていたら、
多分できなかったと思います。
『沢山売る』という観点から考えると、
上のような話は受け入れられず
また違った意見もあるとは、思いますが・・・
2010年10月28日
そんな東京では、こんな格好です。
しばらく、暑かった事もあって、羽織は忘れ去られて
いましたが、久々に千鳥の羽織紐と一緒に登場です。
タグ: 南蛮七宝
2010年10月27日
良くうちの帯をご存知の方(ファンの方や呉服屋さん等)は、
いつも色目を褒めて頂けます。
ただし、褒め方はだいたいこんな感じです・・・
『となみさんの帯は、なんとも言えへん、この色目が良いよ?。』
と言われたり、『差し色に色気があるよなぁ』と
言って頂けることが多いので、これまた、うちの帯を初めての方に
伝えには、余計に難しいです。
じっくりお付き合い頂くとしても、まず取っ掛かりとして、
『ほ?すごいなぁ』と思っていただくことも大事なので、
こんな紋図を見ていただくことがあります。
機屋にとって、宝物中の宝物ですので、皆さん全員に、
という訳ではなく、ほんの僅か方ですが、見ていただいています。
こんな感じのものです。
これは熊野古道を帯にしたもので、先程修復が終わりました。
この他にもこの紋図と同等かそれ以上のモノとして、京百景や
千福等があり、となみ織物のモノづくりへの考え方が分かるものが
あります。
今まで、あまりこの辺りの帯を紹介することも少なかったので、
またスペシャルの帯に対して、興味を持たれている方もおられると
思いますので、紹介したいと思います。
たまたま、今日は修復の現場を通りかかったので、この紋図の
話になりました。。
2010年10月26日
この柄を裏にした帯は、こんな感じになりました。
表との柄合わせも、お互いいい感じだと思います。
『木花より』
紹巴織で織って、表も細部に拘りましたが、
裏もそれに負けずに、色々としています。
例えば、欠けた星や、色の入っていない、光っていない星を
入れてみたり、かなりのバリエーションを加えてみました。
単純なようでいて、単純じゃない。
モノづくりをしていて、自己満足かもしれませんが、
この辺りは自分では気に入っています。
配色には、紹巴らしく、微妙なところを表現しています。
表の配色のイメージは、花と唐草の横段なので、華やかに
してもいいのですが、そうではなくて、満開でもなく、枯れた
わけでもなく、小さな花が精一杯(『せーいっぱい』のイメージ)
咲いた色の感じ。という色です。
言い表すのも難しいのですが、『木花(このはな)』という名前
らしいのではないかな?と思っています。
2017.01.03
五代目日記2冊目は、こちらです。 ⇒http://www.kyo-tonami.com/godaime2/…
2016.12.28
今日が2016年の最終営業日でした。この一年、本当にあっという間でした。 年末のモノづくりは抑え気味と言いながら、今年も最後…
2016.12.26
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2016.12.23
2ヶ月に1度位の割合で着物姿を撮影しています(前回は月心寺)。今回も本社向かい、徒歩3分圏内での撮影でした。 天候は曇り、たまに…
2016.12.21
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