2009年06月08日
当初から比べて、遠くまで来ました。
月曜日、
一番新しい『総紗縫』の新柄が上がってきました。
『総紗縫』という織り方自体、
ずっと織り続けているものではなく、
注目自体は本当に、
最近(3~4年)のものです。
しかも織り始めた時は、
シンプルな柄しか織れませんでした。
こちらもどこまで、
この織で可能なのかわからず、
最大限まで、『作り切ったぞ~!』
と思える柄はほとんどありませんでした。
ですので、
もう廃番になってしまった柄が多くあります。
(わずかですが、人気を保ち続けている柄も)
今日、上がってきた柄は、『総紗縫』の経糸と横糸の
バランス(上げ方)といい、無地の出し方といい、
(パズルみたいなものです。)
相当の部分、『総紗縫』という織物を
使い切ったモノに上がりました。
今の所、『これ以上はもう考えられない』と、
思っている自分も多少いますが、
ここから、『さらにステップアップできそう・・・』
と半分以上は思っています。
ただ、困ったことに、
いっぱい色んなことをやり切った帯が
『結びたい!』、『気にいった!』
と云ってもらえるかは、
全くの別問題なのが、
モノづくりの難しくて、良い所なんですがね・・・
『総紗縫』で、今でもとても人気のある
最初期の柄が、それを物語ってます。
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