2009年05月25日
ここまで綺麗に直ります。
『仙福屋の草履』、ずっと『仙福屋の小物』の中で
一番の人気を誇ります。
今まで、山ほどの意見を頂いています。
ありがとうございますm(__)m
『これ履いたら他の履けない!』
という嬉しい意見を多く頂いています。
そのためか、『仙福屋リペア』でかえってくる草履は、
皆さん、め~一杯まで履かれています。
かかとのゴムの交換等で、履かれた草履が
帰ってきますので、どんな状態か良く分かります。
そして、さらに今まで出来なかった、
底のゴムの張り替えも行うようになりました。
そうすると、今度は履きつぶされた草履が
帰ってきます。
↑内部のキルクまで見えます。
ここまでなるのに、どれほど歩かれたか・・・
と想像が難しいくらいの草履です。
職人さんに見せると、物凄く喜んでおられました。
本当にボロボロなので、
『ちょっと悲しいと思われるかな。』
と不安もありながら、持っていきましたが、
『ありがたいねぇ~。』
と一言。
そして裏の革の張り替えに掛かって下さいました。
この辺りは、
私たちの帯に対する気持ちと同じだな~。
思いながら、話をしていました。
今日は、草履の話ですので、
草履が中心になっていますが、
帯も草履も今後もキッチリと安心して、
使って頂けるように、
さらにメンテナンス等していきたいと思います。
ちなみに、上の草履をリペアにかかると・・・
↑キルクの所まで、革が入り綺麗になっています。