となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 『日記』

2008年11月07日

本日の手元を見ると。

本日の手元を見てみると・・・
(今日は着物でなく、スーツです。)

081107_1343~0001.jpg
何か付いてます・・・。

これは・・・

以前製作した、向こうむき兎帯留。
 ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/108121011.html


あまりにも出来が良かったので、
自分も付けてみたいと思い、作ってみたものです。

『向こうむき兎のカフスボタン』です。


081107_1343~0002.jpg

081107_1344~0001.jpg

これはまだ、評判を聞いている所ですが、
プレゼントにも、とても喜んで頂けそうです。

硝子は『瑞玉』と同じですので、
透明感があって、とても綺麗です。

最近は自分で持ちたいモノを作ることも、
楽しいモノづくりの要素になっています。

まだ、もう一つ自慢したいモノがあるのですが。。。
それは、また後ほど・・

2008年11月06日

力を吸収して、

しばらく日記が書けていませんでした。


すみません。。

今は、京都へ帰る途中なのですが、
2~3日は新潟の長岡にいました。

モノづくりとは離れますが、
長岡といえば・・・

『河井継之助』です。

司馬遼太郎さんの『峠』を読んでから、
ずっと行きたかったところでもあります。
長岡
(天気がよかったのでキレイに影がうつってます・・・)
この方、長岡ではとても有名な人なのですが、
京都で私の周りで知っている人を探すのは、

なかなか難しい人でもあります。

その記念館に行ってきました。

少ししか空き時間がありませんでしたので、
一ヶ所で時間も短かったですが、

とてもとても満足です。

ただ、出張や行くところは、

やたら歴史史跡ばっかり回っているよなぁ。
と周りからは突っ込まれていますが。。。

でも、こういった史跡で昔を想像をしたり、

空気を吸収するのも、なにか感じるものあり、
私的にはものすごく好きな時間の使い方の一つです。

まずは京都へ帰って熱く語ってみます。


2008年11月04日

懐紙れなのですが。。

とても人気のある懐紙入れなのですが、

南蛮七宝で製作してみました。
(今のところ非売品です。)

南蛮七宝

素材は、帯100%なので、持った感じの
しっとりとした風は・・・

『やっぱり、絹!』

と声に出して言いたくなってしまいます。。

3色製作しましたが、

その中の一番下薄いピンク色のモノは、
色があるような無いような色で、

柄も見えるか見えないか。

角度や光によって、
はらっと浮いて出てくる南蛮七宝柄が、

とても上品です。


最近は、お茶席で本来の使い方以外に、
小物入れとして、使っておられる方も多いようですよ。

『懐紙入れ』の宣伝のような日記でした。

タグ:

2008年11月04日

しばらく、熟成中。

三日ぶりの更新です。

これだけ、空いたのは久しぶりです。

その間は、
帯について話合いをして、

他には、ずっと関連資料を見続けていました。

気が付いたらビックリするほど時間が経っていたので、
相当集中していたのだと思います。

あまりそれ以外のことは、していないと思いますが、
今の状態は何か作れそう・・・

そんな浮いたような微妙な所です。

今日の夕方からまた、
新幹線乗って、3日ほど京都にはいませんが、

帰って来た頃には、自分の中で熟成された
モノづくりができそうな気がします。

皆さんに評判の聞きたい、小物も上がってきますし、
やはりモノづくりですね。

2008年11月01日

手にも裏にも、蔓と葉が巻き付いています。

着物を着たときの定番バッグとして、

人気の『利休バッグ』
    +
『伊藤若冲の世界』の中でも人気の『葡萄唐草図』

を合体しました。

落ち着いたオフホワイトにベージュの経を
絡ませた、色目はバッグにしても、

抜群にいい雰囲気が出ます。
若冲バッグ1.JPG
手にも帯地が入っています。

↓左上の、蔓が若冲らしさが出ています。
ヒュっと伸びて、可愛らしさもありますね。。)
若冲バッグ2.JPG
↑底の部分にも葉が広がり、全体を包みこむような
デザインです。

若冲バッグ3.JPG
朱の葡萄が、ポイントになり、
目が行きますので、全体にバランスのとれた

バッグです。

蔓が外へ飛び出ていきそうな
そんな若冲らしさの感じるバッグです。

2008年10月30日

京都の朝です。

今日朝、会社へ出てくる途中、
少々寒かったのですが、

空気が澄んでいたので、写真を撮ってみました。


ただ、見上げて撮った写真と
IMGP1416.JPG
秋らしい・・・

そのまま、後ろを向いて、
堀川通りのイチョウ並木を撮った写真です。

秋には、これが全部、金色になっていきます。
IMGP1413.JPG

まだ掛かりそうですが、空気が秋らしくなってきて、
着物を着るのに、とても良い気候になっています。

込む前に、是非着物で京都へ!

と思いましたので、今日は書いてみました。。。

良い空気を吸うと、今日もがんばるぞ~、
という気分になりますね。

2008年10月29日

そうそう。。

そうそう、書こう書こう、と思いながら、
書いていなかった。

この記事の答えは、
 ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/108697479.html

『草履キーパー』です。

花緒と台の所に挟んで、花緒の形を整える。
そんなアイテムです。

あまり深く気にせず、保管される時に、
挟んでおくだけでも、お洒落ですよ。。。
(まだ、完成していないので、エラそうなことは言えませんが・・・)

俵型なのは、まずは見本で基本形を・・・、
と思ったところ、こうなりました。

次は、ハート形かな?

この俵型の草履キーパーの話は、

ガマ口プレゼントのご応募して下さった方から、
『答えは・・?』との質問を何通か頂き、

『そういえば書いていない・・・』と気づきました。

書きっぱなしの記事は、ダメですね。
と反省しています。。

ガマ口は、当選者の方にはキッチリ送りますので、
ご安心を!

さらに、ご応募の締め切りも書いていないのですが、
今月いっぱいで、と考えています。

今のところ、思っているよりも数多く、
ご応募頂いて驚きです。。

ありがとうございます<m(__)m>

2008年10月29日

若冲草履

若冲草履1.JPG

若冲草履3.JPG若冲草履2.JPG

若冲草履4.JPG

若冲草履5.JPG

若冲草履6.JPG

2008年10月29日

星にも、花にも見える襦袢。


南蛮七宝の襦袢を以前作りました。
(こちらは、白地バージョン)

 白地バージョン

  http://senpukuya5.seesaa.net/article/106055938.html

今度は色を入れたモノを作ってみました。

織りを地の部分と柄の部分で、変化を付けています。
メッシュ状に見えます

夏・単衣は、もちろん、
南蛮七宝 襦袢
袖を無双に仕立てられるだけの尺で織り上げましたので、
袷の時期もOKです!

IMGP1383.JPG
淡い薄地を中心に、製作しています。

唐長さんに版木として長く伝わり、淘汰の中を
残ってきた柄ですので、

何にでも合わせられるような徹底的にシンプルな柄です。

白地のものを私用に仕立てようと、思っています。

少しずつ揃ってきましたので、
一度勢ぞろいして見てもらいたいですね~。


南蛮七宝の星にも花にも見える不思議な柄は、
いつ見ても惚れ惚れします。

タグ: ,

2008年10月28日

少しホッとする小物を・・・

うちのスタッフから、
こんな小物を帯地で作ってみていいですか?と言われ、

『良いよ~』

と答えたことがありました。

それから、しばらく経って、
忘れていたのですが、

つい最近、

『出来ましたよ~』と、

言われ、見ると・・・

ガマ口です。
しかも、自分で製作したようです。

以前、『ガマ口』はメルマガでのプレゼントで、
製作したこともありましたが、

それは職人さんに作ってもらいました。

ガマ口
ここと、ここと、ここに苦労しました!

と言われながら、

見せてもらっていましたが、
このガマ口になった生地(帯地)を見ていると、

帯地の可能性を感じますね~。

風合いといい、発色といい、手触りと言い、
素直に面白いです。

『綿』や『革』、『化繊』など、とはまた違った、
独特のモノがありますね。

以前のプレゼントの時に、ガマ口は人気があったので、
もう一回プレゼントを行います。

当選された方、ご感想楽しみにしています。
 

もし、『ガマ口(もちろん、職人さん版)』プレゼント希望の方は、
 ⇒mailto: senpukuya5@kyo-tonami.com  まで~。

数には、限りがありますので、抽選になるかもしれませんが、
(柄等はお任せで、お願いします!)

沢山のメールお待ちしています!!

 ※当選者への発表を持ってかえさせて頂きます。

前の10件 66  67  68  69  70  71  72  73  74  75  76

カテゴリ

バックナンバー

  • 仙福屋宗介
  • 仙福屋宗介
  • 仙福屋宗介

となみ帯

Facebook

LINE@はじめました
友だち追加

新着記事

五代目日記2冊目は、こちらです。 ⇒http://www.kyo-tonami.com/godaime2/…

今日が2016年の最終営業日でした。この一年、本当にあっという間でした。 年末のモノづくりは抑え気味と言いながら、今年も最後…

来年に力を入れていきたい、襦袢があります。さざ波の様な細かなシボが、生地全面に入った、手触り風合いの優しい白生地を使います。(生…

2ヶ月に1度位の割合で着物姿を撮影しています(前回は月心寺)。今回も本社向かい、徒歩3分圏内での撮影でした。 天候は曇り、たまに…

今年中には間に合いませんでしたが、間もなく完成の帯揚げです。 帯の意匠を使い、帯揚げらしく修正を掛けた図案の段階です。 ここから…

携帯サイトのご案内

QRコード

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...