となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 『日記』

2008年09月19日

ただ今、

今日は京都を離れて、

念願の場所に行く途中です(国内です)。


小さいころから、ずっと想像していた所なので、
期待から大きく逸れるかもしれませんが、

楽しみです。


それについては、報告したいと思います!

それでは!

2008年09月17日

衝動買い・・・

先日、衝動買いをしてしまった、

パソコンです。

(こないだの羽織以来久しぶりです。)

 ⇒(こないだの羽織へ)

acer Aspireone AOA150-Bw シーシェル
ホワイト


これで日記を毎日書ける!
と今の所、思っていますが、

周りには道具ではなく、
気の問題と言われ、

喜びを抑えられています。。。

今までのモノに『新しいもの』を加えるのは、
パソコンでも着物でも、楽しいモノです。。


 ※PCは、小さくても便利で、快適なので驚きです。

2008年09月17日

衝動買い・・・

先日、衝動買いをしてしまった、

パソコンです。

(こないだの羽織以来久しぶりです。)

 ⇒(こないだの羽織へ)

acer Aspireone AOA150-Bw シーシェル
ホワイト


これで日記を毎日書ける!
と今の所、思っていますが、

周りには道具ではなく、
気の問題と言われ、

喜びを抑えられています。。。

今までのモノに『新しいもの』を加えるのは、
パソコンでも着物でも、楽しいモノです。。


 ※PCは、小さくても便利で、快適なので驚きです。

2008年09月16日

遅れを取り戻す。

帯作りの中で、
組織(織り方)の決まったものは、

①図案の案→②図案

→③紋図→④試し織り(目出し)

そして、
⇒⑤本番・織り

となります。

そして、秋発表に向けて製作していたモノが
上がってきました(④段階目)。

しかも、一柄ではなくて、8柄も・・・

実は、③まで行っていて、止まっていモノです。
(詰まっていたという表現がピッタリかも?)


理由は配色が最後の最後で決まらなかった等、
様々ですが、面白いものばかり上がってきました。

帯として、皆さんに紹介できるまでは、まだしばらく
かかりますが、

その中から、一番のお気に入りのものを一柄だけ、
紹介します。

080916_1511~0001.jpg
⇒四つ筋に千鳥

なぜか、最近好きな千鳥柄です。
(チドリと片仮名の方が良いような、配色です。)


密かに、まだ配色で悩んでいます。

しかも、白い経が終わったので、
まだまだ帯になるのは時間がかかりそうです。
(白い経が終わり、次は縞→その次はグレー、その次くらいかなぁ?)


早くみたい!と思う未完成の新柄でした。

2008年09月16日

遅れを取り戻す。

帯作りの中で、
組織(織り方)の決まったものは、

①図案の案→②図案

→③紋図→④試し織り(目出し)

そして、
⇒⑤本番・織り

となります。

そして、秋発表に向けて製作していたモノが
上がってきました(④段階目)。

しかも、一柄ではなくて、8柄も・・・

実は、③まで行っていて、止まっていモノです。
(詰まっていたという表現がピッタリかも?)


理由は配色が最後の最後で決まらなかった等、
様々ですが、面白いものばかり上がってきました。

帯として、皆さんに紹介できるまでは、まだしばらく
かかりますが、

その中から、一番のお気に入りのものを一柄だけ、
紹介します。

080916_1511~0001.jpg
⇒四つ筋に千鳥

なぜか、最近好きな千鳥柄です。
(チドリと片仮名の方が良いような、配色です。)


密かに、まだ配色で悩んでいます。

しかも、白い経が終わったので、
まだまだ帯になるのは時間がかかりそうです。
(白い経が終わり、次は縞→その次はグレー、その次くらいかなぁ?)


早くみたい!と思う未完成の新柄でした。

2008年09月14日

今日は半日休みなので、基本へ戻って

せっかくですので、
コメントに頂いた『紹巴織』について書きたいと思います。

実は、どこかに書いていないか?
と思い探してみたのですが、

すぐに見つかりませんでした。

社内を含め、日記も、当然の前提として、紹巴という言葉を
使っていましたので、

反省してしています。


それでは
まず、『紹巴織』は『しょうはおり』と読みます。


この名前の由来は、
安土桃山時代に遡ります。

その時代の高名な連歌師『里村紹巴』が、
愛用した裂地⇒紹巴好みの裂⇒紹巴

となったようです。

他にも、説はありますが、となみ織物社内では、
この話でまとまっています。

少しだけ、となみ織物の宣伝を入れると、

となみ帯には『里村紹巴』の名前を織り込んでいますが、
うちしか、この『里村紹巴の世界』とは織り込めません。


さて話は戻し、
となみ織物で織り上げる紹巴は、

横糸で経糸を覆い隠すように織っていきます
(綴れ織りのようなイメージです。)


そして細い細い横糸を筬(おさ)で、打ち込んでいくため、
自然と風合いは良く、細かい表現ができる。

そんな織物です。

となみ織物でも、主力の織物として、
今までも数多く帯を織ってきました。


製作する時は設計図を作るのも、やはり手間がかかります。

また、織リ手さん的にも、
通常の織物と違い、何十年経っても、

これで完璧という所まで、
技術は到達出来ないといっておられます。
(少しでも気を抜くと、キズができてしまう。)


手間と時間をかけて、様々な工夫をして
織り上げる織物ですので、もちろん結びやすい。

そんな最高の織物の一つです。

2008年09月14日

今日は半日休みなので、基本へ戻って

せっかくですので、
コメントに頂いた『紹巴織』について書きたいと思います。

実は、どこかに書いていないか?
と思い探してみたのですが、

すぐに見つかりませんでした。

社内を含め、日記も、当然の前提として、紹巴という言葉を
使っていましたので、

反省してしています。


それでは
まず、『紹巴織』は『しょうはおり』と読みます。


この名前の由来は、
安土桃山時代に遡ります。

その時代の高名な連歌師『里村紹巴』が、
愛用した裂地⇒紹巴好みの裂⇒紹巴

となったようです。

他にも、説はありますが、となみ織物社内では、
この話でまとまっています。

少しだけ、となみ織物の宣伝を入れると、

となみ帯には『里村紹巴』の名前を織り込んでいますが、
うちしか、この『里村紹巴の世界』とは織り込めません。


さて話は戻し、
となみ織物で織り上げる紹巴は、

横糸で経糸を覆い隠すように織っていきます
(綴れ織りのようなイメージです。)


そして細い細い横糸を筬(おさ)で、打ち込んでいくため、
自然と風合いは良く、細かい表現ができる。

そんな織物です。

となみ織物でも、主力の織物として、
今までも数多く帯を織ってきました。


製作する時は設計図を作るのも、やはり手間がかかります。

また、織リ手さん的にも、
通常の織物と違い、何十年経っても、

これで完璧という所まで、
技術は到達出来ないといっておられます。
(少しでも気を抜くと、キズができてしまう。)


手間と時間をかけて、様々な工夫をして
織り上げる織物ですので、もちろん結びやすい。

そんな最高の織物の一つです。

2008年09月13日

寝床の底には・・・

昨日、新潟から来られていたお客さんと、
食事へ行ってきました。

場所的には、西陣の東。
御所の南東辺りにある、ご飯屋さんです。

町家なので、入口から見ても、
普通の民家しか見えませんが、

中は広々、うなぎの寝床です。

ご飯も美味しく、量もいっぱいで、
コストパフォーマンスも素晴らしいお店です。

食事後、帰り際、

『ここ何かわかります?』

と、覗かせてもらったのが
 ↓これ

防空壕
ワイン貯蔵庫。

に見えますが、
実は、もともと防空壕です。

夏でも15~20度くらいにしかならないそうです。

防空壕を見たのは、多分初めてなので、

『実は、防空壕なんですよ~。』
と言われた後、

その返事は、
『写真撮らせてもらっていいですか?』

としか言いようがありませんでしたが、
何か不思議な感覚がしました。

2008年09月13日

寝床の底には・・・

昨日、新潟から来られていたお客さんと、
食事へ行ってきました。

場所的には、西陣の東。
御所の南東辺りにある、ご飯屋さんです。

町家なので、入口から見ても、
普通の民家しか見えませんが、

中は広々、うなぎの寝床です。

ご飯も美味しく、量もいっぱいで、
コストパフォーマンスも素晴らしいお店です。

食事後、帰り際、

『ここ何かわかります?』

と、覗かせてもらったのが
 ↓これ

防空壕
ワイン貯蔵庫。

に見えますが、
実は、もともと防空壕です。

夏でも15~20度くらいにしかならないそうです。

防空壕を見たのは、多分初めてなので、

『実は、防空壕なんですよ~。』
と言われた後、

その返事は、
『写真撮らせてもらっていいですか?』

としか言いようがありませんでしたが、
何か不思議な感覚がしました。

2008年09月12日

若冲・雪佳・若冲

若冲→雪佳→若冲と、

最近製作に関わったモノの中でも、
少し個性的なものを集めて、

帯の周りをグルグルと歩きながら、
撮っていきました。

考え事する時は、こんなことをしているのが、
一番です。

それを少し、味わってもらおうと思って、

写真をアップしましたので、興味を持たれた方は
是非見てください。。


IMGP1111.JPG


伊藤若冲2

伊藤若冲3

伊藤若冲4

伊藤若冲5

伊藤若冲6

伊藤若冲7

伊藤若冲8

伊藤若冲9


金魚カエルは一度見て頂きましたが、
左の鶏は初登場です。

伊藤若冲と言えば、鶏という方も多いと思います。


遠くからの写真ですので細部はわかりにくいですが、

わざわざ目の粗い織物を使って、
限界まで織り込みを行っています。

そのお陰で、柄に迫力が出ていますので、
若冲を好きな方、独特な空気を持つ帯が好きな方には

特にお勧めします。


紋を作るときに、若冲の鶏をずっと眺めていたので、
鶏の図がとても好きになってしまいました…

まだ、上がってくると思いますよ。

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