となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 『日記』

2008年09月12日

若冲・雪佳・若冲

若冲→雪佳→若冲と、

最近製作に関わったモノの中でも、
少し個性的なものを集めて、

帯の周りをグルグルと歩きながら、
撮っていきました。

考え事する時は、こんなことをしているのが、
一番です。

それを少し、味わってもらおうと思って、

写真をアップしましたので、興味を持たれた方は
是非見てください。。


IMGP1111.JPG


伊藤若冲2

伊藤若冲3

伊藤若冲4

伊藤若冲5

伊藤若冲6

伊藤若冲7

伊藤若冲8

伊藤若冲9


金魚カエルは一度見て頂きましたが、
左の鶏は初登場です。

伊藤若冲と言えば、鶏という方も多いと思います。


遠くからの写真ですので細部はわかりにくいですが、

わざわざ目の粗い織物を使って、
限界まで織り込みを行っています。

そのお陰で、柄に迫力が出ていますので、
若冲を好きな方、独特な空気を持つ帯が好きな方には

特にお勧めします。


紋を作るときに、若冲の鶏をずっと眺めていたので、
鶏の図がとても好きになってしまいました…

まだ、上がってくると思いますよ。

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2008年09月11日

京都京都

昨日は東京からはるばる、
大勢のお客さんが来られていました。

うちにとって、大事な職人さんの工房や、
素材作りをみてもらい

西陣の街を車で通る。

そして、京都の本社ならではの帯や着物、など
見てもらいました。

実際に、となみ帯を結ばれていた方も、
いはりましたので、

色々なご意見をもらい、
なるほど~、と納得しつつ、

次のモノづくりにつなげる。

普段社内へは、職人さんしか入れませんので、
社内スタッフも対応には慣れていません。

ただ、自分がモノづくりに関わった帯を
結ばれているのを見て、モチベーションが上がる。

夜は、着物を着た大勢の人と、
ちょうど気候的にも頃合いのよい

鴨川の床へ。


お酒を飲みつつ、料理を食べて、
気持の良い風を受ける

もちろん、着物の集団なので、周りから
良い視線を感じます。


書いていても、物凄く幸せなことですね~。


帯屋らしい感想としては、

どんな帯が人気なのか?
ということです。


その意見も頂けましたので大満足です。


まだ、どこにも誰にも見せていない

『総紗縫のスペシャル帯』

とても人気があって、少しだけホッとしています。


他にも、秋へ向けての新作も、◎でしたので、
本当に来てもらえてよかったと思います。


本当は、床の写真を入れて雰囲気を出すつもりが、
撮り忘れてしまいました・・・
(カメラ持ってたのですが・・・)

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2008年09月11日

京都京都

昨日は東京からはるばる、
大勢のお客さんが来られていました。

うちにとって、大事な職人さんの工房や、
素材作りをみてもらい

西陣の街を車で通る。

そして、京都の本社ならではの帯や着物、など
見てもらいました。

実際に、となみ帯を結ばれていた方も、
いはりましたので、

色々なご意見をもらい、
なるほど~、と納得しつつ、

次のモノづくりにつなげる。

普段社内へは、職人さんしか入れませんので、
社内スタッフも対応には慣れていません。

ただ、自分がモノづくりに関わった帯を
結ばれているのを見て、モチベーションが上がる。

夜は、着物を着た大勢の人と、
ちょうど気候的にも頃合いのよい

鴨川の床へ。


お酒を飲みつつ、料理を食べて、
気持の良い風を受ける

もちろん、着物の集団なので、周りから
良い視線を感じます。


書いていても、物凄く幸せなことですね~。


帯屋らしい感想としては、

どんな帯が人気なのか?
ということです。


その意見も頂けましたので大満足です。


まだ、どこにも誰にも見せていない

『総紗縫のスペシャル帯』

とても人気があって、少しだけホッとしています。


他にも、秋へ向けての新作も、◎でしたので、
本当に来てもらえてよかったと思います。


本当は、床の写真を入れて雰囲気を出すつもりが、
撮り忘れてしまいました・・・
(カメラ持ってたのですが・・・)

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2008年09月09日

プレミアム真綿。

『仙福屋の真綿入草履』に、
新しいクラスの草履が加わりました。
080909_1607~0001.jpg

名前は・・・想像し易く、

『プレミアム真綿(草履)』

(ホントにすごいです。)

今日、出来上がりを見てきました。

最初の印象は・・・

パッと見た目は、今までのと変わらない?

という印象ですが、
触ってみて、初めて分かります。

とにかく、革が柔らかい。

(鳥肌が立つくらいです。)

今までも、選びに選び抜いた本革を、

革の流れや繊維等を考え、
裁断したモノを使います。

ですので、

見た目も整い芸術品のように綺麗ですし、
流れで裁断していますので、丈夫です。


この『プレミアム真綿』は、その革の中から、
一番柔らかい部分(お腹)を裁断し、

職人が一枚一枚手で揉んで、
革をさらに柔らかくしたモノです。


素材にかける手間は、約2倍


近づいてみると、微妙な皺が細かく刻まれています。
080909_1608~0001.jpg
 ⇒手で一つ一つ丁寧に揉みます。

080909_1607~0004.jpg
 ⇒当然、少しずつ台の持つ表情は変わります。

『仙福屋の真綿入り草履』は、
履き心地が最高のものと思います。

この『プレミアム真綿』は、さらにその上へ向かう
職人の気持ちが伝わってくる、

そんな草履です(履き心地はまだ未知数です。)

このような草履への要望・需要はわかりませんが、
今度、扱いたいアイテムになってしまいました。

気持の入ったモノの持つ力は凄いです。
改めてそう思います。

2008年09月09日

プレミアム真綿。

『仙福屋の真綿入草履』に、
新しいクラスの草履が加わりました。
080909_1607~0001.jpg

名前は・・・想像し易く、

『プレミアム真綿(草履)』

(ホントにすごいです。)

今日、出来上がりを見てきました。

最初の印象は・・・

パッと見た目は、今までのと変わらない?

という印象ですが、
触ってみて、初めて分かります。

とにかく、革が柔らかい。

(鳥肌が立つくらいです。)

今までも、選びに選び抜いた本革を、

革の流れや繊維等を考え、
裁断したモノを使います。

ですので、

見た目も整い芸術品のように綺麗ですし、
流れで裁断していますので、丈夫です。


この『プレミアム真綿』は、その革の中から、
一番柔らかい部分(お腹)を裁断し、

職人が一枚一枚手で揉んで、
革をさらに柔らかくしたモノです。


素材にかける手間は、約2倍


近づいてみると、微妙な皺が細かく刻まれています。
080909_1608~0001.jpg
 ⇒手で一つ一つ丁寧に揉みます。

080909_1607~0004.jpg
 ⇒当然、少しずつ台の持つ表情は変わります。

『仙福屋の真綿入り草履』は、
履き心地が最高のものと思います。

この『プレミアム真綿』は、さらにその上へ向かう
職人の気持ちが伝わってくる、

そんな草履です(履き心地はまだ未知数です。)

このような草履への要望・需要はわかりませんが、
今度、扱いたいアイテムになってしまいました。

気持の入ったモノの持つ力は凄いです。
改めてそう思います。

2008年09月08日

シンプルな柄づくり。

今日はすこしぼやきが入っています。


『シンプルなモノづくり』
というのをテーマに、柄を製作中です。


柄はほぼできているので、
今は、大きさを考えています。


最初のイメージとしては。

小づき、繰り返し、極力一目でわかる柄。

というものです。

今まで、社内で条件を満たしてるのは、
『南蛮七宝』を代表とする、唐長柄かなぁ?

と思いながら、考えていました。


いつものように、昔の図案棚に囲まれて、
目を凝らしながら、

試行錯誤していますが、
大体の目処は立ちましたので、

形にしていく、という所が現状です。


ここ数日、南蛮七宝に囲まれていましたので、
シンプルながらもそのレベルの高さに、

やられています。

昔の人は、偉大です・・・。


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2008年09月08日

シンプルな柄づくり。

今日はすこしぼやきが入っています。


『シンプルなモノづくり』
というのをテーマに、柄を製作中です。


柄はほぼできているので、
今は、大きさを考えています。


最初のイメージとしては。

小づき、繰り返し、極力一目でわかる柄。

というものです。

今まで、社内で条件を満たしてるのは、
『南蛮七宝』を代表とする、唐長柄かなぁ?

と思いながら、考えていました。


いつものように、昔の図案棚に囲まれて、
目を凝らしながら、

試行錯誤していますが、
大体の目処は立ちましたので、

形にしていく、という所が現状です。


ここ数日、南蛮七宝に囲まれていましたので、
シンプルながらもそのレベルの高さに、

やられています。

昔の人は、偉大です・・・。


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2008年09月07日

いい感じが漂うバッグ、ピンク。

昨日に続き、

『南蛮七宝の利休バッグ』を紹介します。

社内では、性格によって、
真っ二つに意見が割れた色目です。

IMGP1060.JPG

昨日の茶と同じ織り方の帯地を使っています。

この南蛮七宝もそうですが、
唐長柄は華がありつつも、ドンとは前に出てこない。

不思議な柄が多いです。
(まるで着物の無地のような・・・)
IMGP1059.JPG

帯地にしても、帯地をバッグにしても、
良い柄に出会えたことに感謝しています。


昨日のも含めて、
これらは帯自体がなかなか上がってこない、こともあって、

今のところは、
帯の上がり待ちの受注生産としていくことになりそうです。
(他の色も数色待機中)

南蛮七宝の柄は、モノが出来あがってくると、
なにか嬉しくなってしまいます。


柄とのいい関係、と変な言葉ですが、
そんなことがピッタリと来そうです。

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2008年09月07日

いい感じが漂うバッグ、ピンク。

昨日に続き、

『南蛮七宝の利休バッグ』を紹介します。

社内では、性格によって、
真っ二つに意見が割れた色目です。

IMGP1060.JPG

昨日の茶と同じ織り方の帯地を使っています。

この南蛮七宝もそうですが、
唐長柄は華がありつつも、ドンとは前に出てこない。

不思議な柄が多いです。
(まるで着物の無地のような・・・)
IMGP1059.JPG

帯地にしても、帯地をバッグにしても、
良い柄に出会えたことに感謝しています。


昨日のも含めて、
これらは帯自体がなかなか上がってこない、こともあって、

今のところは、
帯の上がり待ちの受注生産としていくことになりそうです。
(他の色も数色待機中)

南蛮七宝の柄は、モノが出来あがってくると、
なにか嬉しくなってしまいます。


柄とのいい関係、と変な言葉ですが、
そんなことがピッタリと来そうです。

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2008年09月06日

いい感じが漂うバッグ。茶。

評判のいい『利休バッグ』

南蛮七宝バージョンが上がってきました。
(見本)

今のところ、2色ですが、
両方とも良い出来で、

スタッフの性格によって、
『あえて言うなら、こっちが好き』

と票が分かれます。

まずは、茶系の方から・・・
(明日は、ピンクを紹介しますね)

南蛮七宝 バッグ 茶
 


南蛮七宝
(こだわりは・・・、もう少し後で・・・)

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