となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 『日記』

2008年08月05日

横浜周辺を移動中です

080805_1122~0001.jpg今は、横浜で電車を待っています。

昨日は東京で雷雨、今日は横浜で大雨と雨だらけです。

待ち時間がかなりありますので、ホームで人の行き交い、電車の通過、少しだけボーっとしているのもいいもんです。
子供が多いと思ったら、夏休みですね~

2008年08月04日

今日、聞きましたが・・・

毎月、一回書いているメルマガですが、

いつの間にか、48回だそうです。

本当に、ありがとうございます<m(__)m>。


50回を記念して・・・

何かしよう!

ということで、様々な案が出ています。

①特別なプレゼント(曖昧だ・・・)

②すごいサプライズ(相変わらず曖昧・・・)

③当選した人の所に行って、握手
 (一番いらないような気がします。)

他にも、様々ありました。


やっぱり、もらう方からすると、

帯が当たるのがいいでしょうね~。

と思っている所です。


そして、

今日はこれから一泊で、

出張へ行ってきます!

京都から出たら出たで帰りたくなくなるし、

あまり出ないと、京都から出て行きたくなくなる。

と、困った性格もありますが、

明日は行ったことが無い所へもいきますので、

楽しみを持って、行ってきます!

2008年08月02日

南蛮七宝の帯、撮影中です。

今まで、何度も日記で出てきた南蛮七宝のシリーズです。

もう少しで、実際のお店に並べられそう・・・、

という所までこぎつけました。


唐長さん

何十年何百年と受け継がれてきた柄ですので、

帯や着物、小物としても、

長~く続けられるようなシリーズにしていきたい、

と思います。


商品に関しては、

ある会社とコラボという形で、

製作中ですので、発表できるところから、

少しずつ紹介していきますね!


そして、紹介パンフ用の写真撮影中に、

一枚、撮った写真がこれです。

南蛮七宝 着る

モデルになってもらった方には、

申し訳ないのですが、袷なので、

さすがに、暑そうでした。


以前も紹介した八寸ですが、

薄手で結び心地は良さそうでした。


昨日は、となみ織物の半期終了後の

棚卸でしたので、実質今日から後半が始まりました。

モノづくり、頑張っていきます!

今書いてた南蛮七宝記事は、意外に沢山ありました。
 ⇒南蛮七宝の記事一覧へ

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2008年07月31日

トマト尽

伊藤若冲の絵には、

様々な野菜をモチーフにしたものがあります。


そんな文章を書いている時に、

もらった『トマト』です。

トマト
庭に出来た、

トマトということで、

形の不揃いさに、圧倒されました。
(表現的に変ですが、実感として・・・)


自然でいて、

とても綺麗な感じを受けます。

そして、このトマト最初は、

袋に入っていたのですが、

写真のように、お皿に盛ってみると、

眺めているだけで、

嬉しくなるような、そんな図ができました。


そんな写真です。


今月の日記には、色目が少ないので、

7月最後の日に、『トマトの赤』が入って

少しバランスがとれた気がして、

気持ち的にも、

良い終わり方が出来たような気がします。


ただし、しばらトマトの生活が続きそうです。

2008年07月30日

経です。

今、一番熱中しているモノづくりが、

経(たて)についてです。


織物の経糸のことですが、ほとんどの場合、

『経』と、『糸』を略して使うことが多い単語です。


そして、この経は、横糸(こちらは緯:ぬき)と一緒に

織物を構成するものなので、とても重要です。


今は、この経をどうするか?

と考えている所です。

経糸 染め
(写真は見本で、実際のものよりも少ない数です。)

糸を見ているだけでは、分からない

工夫がされています。


自分の頭では、

『こうなるだろう。』

という予測は立っていますが、

織物として出来たときに、

どうなるか?

今から、ドキドキしています。


ちなみに、

経を失敗すると、その経糸何本分も失敗したものを

織るわけにはいかないので、

それ以降、経を切り、ボツにすること

あるので、細心の注意が必要です。

2008年07月28日

すごい雨。。

京都は、晴れ・晴れ・晴れ、と続いたあとに、

今日は大雨です。

VID00010.AVI
↑動画で撮ってみました。西陣に降る雨です。

そんな時、考えていたのは(思い出しのは・・・)、



製作中のカエルの帯のことです。

また、


みんなから、ヒンシュクを・・・

というのではないのですが、


このカエルの図案、かなり


リアルです。

『伊藤若冲の世界』ですので、


当然は当然なのですが、


個人的にはお気に入りの大事な柄です。

織りも少し変化していて、


色目はほとんど使っていないように見えて、


実は使っている、


そんなカエルの柄です。
(かなりお洒落な柄に上がりそうです。)


でも、まだ未発表にしておきます。


もう少し、まとまったシリーズができた時は、

是非、皆さんに見てもらいます!


2008年07月25日

矛盾しているように、見えませんが・・・

今は、秋向きの『紗』を作っています。


??? 矛盾?


通常、紗というと、

『夏物』という返事が返ってくると思います。

それなのに、『秋物?』。


普通は、こんな反応だと思います。


でも、『総紗縫』を知っている人であれば、

『四季を通じて』と覚えてもらっていると思います。


ただ、今製作しているものは、

『秋』を意識したものです。


こう書くと『秋専用』と思われそうですが、

もちろん、四季を通じて結べますよ~。


それは、こんな感じに上がってきました。

秋総紗縫


まだ出来たてホヤホヤで、見たことがある人も、

まだ僅か・・・です。


ちょっと『総紗縫』に新しい方向性が出てきた感もあります。


ただある工程に、通常の7倍コストが掛っています。
(総額から見ても、ちょっと割高)


ただし、一本総紗縫を持っている方に見てもらっても、

『これも、ほしい~!』

と言ってもらえる、仕上がりです。


そんな秋向き総紗縫(でも。年中OK)と、

いう新柄でした。


今の時期は、

少しずつ、

製作していたモノが織り上がってくるので、

毎日が楽しいですよ!

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2008年07月24日

迎賓館の見学。。

昨日、予定通り

行ってきました、『京都迎賓館』

見学できるのは、抽選ということで、

うちの社内からも、約半分くらいが当選しました。

御所2

とにかく、外は、

晴れ~!


青空に、砂利。

周りに高い建物が見えないので、

空が広く見えます。
御所5


御所3
御所に入るところです。

御所の横は、ほぼ毎日通りますが、


中に入るのは、何年ぶりか、十何年ぶりか?


少し懐かしいです。

御所1

御所4
『迎賓館』の前で、当選はがきを見せて、

中に入るところです。


中は・・・、というと

是非応募して、見てもらいたいです。

良く見ると、『唐長さんのからかみ』

壁の綴れ織が見られたりと、

個人的には約30分間、堪能できました。


是非。。。

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2008年07月23日

昨日の報告。

昨日は、みんなに連れられ、

京都の木屋町御池を下がった、

お店に行ってきました。


アルコールが入ると、

写真を撮り忘れる可能性があるので、

他社事務所をお借りして、

一枚撮ってみました。
08’浴衣.JPG
浴衣は浴衣ですが、ポイントは角帯。
↓去年の記事
⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/53790915.html


奥に写っているのは、

『初』浴衣でお出かけをするという方です。


15分くらいの帯結びの練習で、

結べるようになりました。
(人に教えるのは難しいですね~。)


行って帰ってと、約三時間ぐらい、

着姿も崩れていなかったようなので、

初めてでは、素晴らしいと思います。


昨日集まった人たちは、すでに

和のファンではあると思いますが、

さらに、
和好きが深くなったのではないかな?

と思っています。


お店の中には、誰一人、

浴衣姿はいなかったので、

ジロジロと見られつつ、

楽しい一日が過ごせました。


今日は、

昼から京都迎賓館の見学に行ってきます。

朝から、ずっと晴れで、

日差しが痛い、ぐらいの天気です。。


モノづくりも進んでいますが、

まだまだ企業秘密状態なので、

しばらくは・・・


2008年07月22日

暑い!

毎度のことながら、

京都はこの時期、物凄く暑いです。


大体、祇園祭の巡行が終わってから、

本格的な夏が始まる・・・


とは、言いますが、ここ一週間

暑いです。


西陣では、この時期は『納涼会』がありますので、
(この響きが好きです。)

涼みに行こうと思いますが、

やはりスーツでは暑苦しいので、

この時期は浴衣(若しくは麻の着物)です。


浴衣に下駄に団扇を持って、

京都の床でも良いなぁ~。

と想像で、と思っています。


そんな今日は、『浴衣着て出て行きませんか?』

『納涼会!』

と響き良く誘われましたので、

付いていくことにしました。


さて、どこへ行くのでしょうか?


参加者の顔ぶれを見ていると、

ベロンベロンに酔っても、帯の話をしそうな

感じが漂っていますので、

楽しみ?です。


ちなみに、浴衣は鯉が滝を登っている

モノトーンの柄です。

若いかなぁ?と思いながらですが、

多少はいいですよね?


そんなことで、熱帯の京都を浴衣で

歩き回ってきます~!

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