となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 『五代目タンス』

2009年01月06日

自分のもので一番高い、ものかも?

この正月デビューの持ちモノがあります。
奮発しました。

それは、柳行李のバッグです。
090105_1316~0001(2).jpg
行李というと、簡単にいうとスーツケースのようなもので、
昔は旅行等、荷物の持ち運びに使われていました。

今ではあまり見られなくなったものですが、
やはり本物は理由なく持っているだけで、イイです。

伝統工芸士の方が、
手作業で一つ一つ製作していくモノです。

という工程もそれは素晴らしいのですが、説明しなくても、
(多分、何も知らなくても)、嬉しくなります。

この柳行李のバッグはもう一手間かけて、
さらに京都で本漆を塗ってもらいました。

090105_1316~0002(2).jpg
しばらく漆の匂いが抜けなかったので、大変でしたが、
それもいい所です(今は大丈夫でした。)。

コストは・・・

2008年11月23日

今日の格好。in 旭川

羽織に南蛮.jpg

昨日からパソコンの調子が悪く、
今日は携帯で書いています。

今居る場所は、旭川で毎日雪に囲まれています。

北海道は部屋の中が暖かいので、
また京都の冬とは違った趣があって、楽しく過ごしています。

道路はどれだけ頑張っても、京都では有り得ない凍結ですし、
滑っているだけでスタッフと喜んでいます。

そんな中の今日のコーディネートは、
写真のような茶色ベースになっています。

角帯は薄いベージュ、襦袢の青色が個人的なポイントです。

2008年06月25日

暑苦しくみえるかもしれませんが、

この夏に、見るには、厳し生地。

漆の着物 羽織

色目は濃い茶、

重量は重いし、

ボリュームもある。


夏には、あまり見たくない~。


と思っていましたが今日の京都は、


曇りで涼しい~。

ということもあって、


この隙に、紹介したいと思います。

この生地は、
先日小紋屋さんで見つけたモノです。


初めて持った時、

『間違いなく、過去最重量の絹反物!』

と確信しました。


反物は、
着るものなので、できるだけ軽く、

というのが、理想ですが・・・


この生地の持っている質感や奥深さ、

漆のせいか、迫力もある。

そんな所に、重量は関係なくなりました。


一目惚れのように、すぐに買ってしまい、
今は丸巻で置いてあります。


前の『本田鶴』は、

この羽裏になる予定です。


秋に着るのに、今から楽しみです。

2008年06月20日

この柄の男物を作りました。

柄 

この柄、なんでしょう?


2008年06月19日

おっと・・・!

夏に近づき、スーツを着ている時は、

上着を脱ぎます。


そうすると、目につくものがあって、

欲しいと言われました。

この『カフスボタン』です。

ドクロ カフスボタン


 ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/54191893.html
   (ちょうど去年、出来上がった時の記事です。)

大きさは・・・
ドクロ カフスボタン


私が製作をお願いした時は、

『見本なんで。』

ということで、かなり格安で、

分けてもらえました。
(今から考えると・・・)


再度依頼すると、

『おっ・・・!』

というぐらい、びっくりします。


確かに、

モレッティガラスで、

ドクロの表情もあるし、

しかも、2つ。
(帯留めから考えると)

良く考えると、
『そうだなぁ』と納得してしましました。


今でも大事にしていますが、
これからは、もっと見る目が変わりそうです。


ちなみに、価格は『片手以上・・・』
ということです。


スーツでも使える小物、

遊び心だけで製作するのも

面白いですね~。

2008年05月27日

単衣の着物 2 時期も時期なので

時期も時期なので、
単衣の着物を引っ張り出してきました。

この前の続き、2枚目の単衣です。
久しぶりに、自分の持ち物紹介です。


080527_1742~0001.jpg
まずは、きもの:江戸小紋です。

柄は、
雪輪が連なり、内部には角通しや、
鮫、行儀などが入ったものです。

色は、渋茶と黒を混ぜたような色目です。
単衣に仕立てあります。

080527_1741~0001.jpg
これは、絽の長襦袢です。

かなり着ているので、ボロボロなのですが
色目がお気に入りですので、直しています。


080527_1742~0002.jpg
そして、組紐を繋いだ、角帯です。

総紗縫の角帯も、結びたいので、

今年、上の帯は出番が少ないかもしれません。

これも、長年結んでいるので、
ほつれを直してあります。


こう並べてみると、自分の好みがわかるのと、
次に何が加わるのかが、楽しみになってきます。


基本的に、お気に入りの着物を着ますが、
この単衣の時期が終わり、そのまま9月になった時、

どうなっているでしょうね?


皆さんも、着物並べて、
写真を残しておいても面白いかも知れません。

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2007年11月01日

デビュー!!

若冲襦袢.jpg


着たいなぁと、

着たいの我慢しつつ、

ワクワクしたまま、いよいよデビューします。
(以前も書きましたよね!?)


『若冲の襦袢』

やっぱり、新しいものはドキドキします。


今は、東京にいますが、

明日は急きょ変更で、茨城に行きますので、

襦袢は茨城デビューです。。。


そして、明日は東京にまた戻ってきます!!

久し振りに来ると、都会ですね~。

2007年09月11日

日帰りですが…

今日は久々に東京へ行きます。


着物は、雪輪の江戸小紋で茶系、


羽織は紫系のグレー、


草履は、パナマ、

角帯は縞で、おろしたて組紐の角帯、
 →
http://senpukuya5.seesaa.net/article/53790915.html


持ち物0911.jpg


こんな感じになります。

2007年09月11日

日帰りですが…

今日は久々に東京へ行きます。


着物は、雪輪の江戸小紋で茶系、


羽織は紫系のグレー、


草履は、パナマ、

角帯は縞で、おろしたて組紐の角帯、
 →
http://senpukuya5.seesaa.net/article/53790915.html


持ち物0911.jpg


こんな感じになります。

2007年09月06日

真夏だったらピッタリ?


以前、製作を依頼していたものが上がってきました。。


『おっ!』と思い、


写真を撮ってみると…


『ホラーやわ…』


と周りのつぶやきが聞こえるくらいオドロオドロシク、


写っています。。。

アップするのは、どうかと思いましたが、


載せてみました。
(真夏から少し外れてしまうので、ちょっとだけ残念ですが…)

  ↓ 『ドクロのカフスボタン』です。
070904_2324~0001.jpg
 ↑ 帯留を作る素材で、帯留職人さんに製作してもらったものです。
   (白黒マーブル・ドクロ)

実は、写真の撮り方で、上のようになっただけで、

 ↓ シャツと合わせると、意外に可愛くハマってくれます。
070905_0848~0001.jpg
 ↑ ちなみに、うちの社員の手を借りています。


何となく、ドクロというとオドロオドロシイのですが、

日本の画集等を見ていると、意外に出てきます。

夢二も落款にドクロをみることもできますし。。


次は、何をつくってもらうか?

それが問題です。。。。。。。

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