2016年12月20日
西陣織もイイけれど・・・。
西陣の名前は、京都を舞台とした応仁の乱で西軍の大将である山名宗全が陣敷いた場所が由来とされています。織物職人が集まる地域であって、特に業界にいると『西陣=織物』のイメージは強いです。昔、着物は2兆円産業でしたので、街の大きさ(約1km四方)から考えると、仕方がないかもしれません。
ただ、現在の着物産業は十分の一程度、段々と織物のイメージ減っています。そもそも、職人の数が減って、イメージだけで無く実際の生産者も減るにつれて、街の性格も随分変わってきています。
業界に一応いる自分も、西陣=織物。そのイメージは強かったのですが、今参加している、ある西陣の会では織物関係は、約30社中3,4社と割合的にも希薄です。食品関係、物販関係、作家等々と大変様々で、その会にいることで、織物じゃない発想での西陣の盛り上げ方、大変勉強になっています。
昨年の『デザインウィーク京都』もそうでしたが、なにか組み合わさることで、意外な面白いものが出来る(漠然ですね〜 笑)。また来年も実施されるようですので、その時は、もうちょい踏み込んだモノが出来ればと思っています。
どこまで書いて良いのかな?とまだ遠回りな表現ばかりではありますが、いろいろと見切り発車で制作もしていますし、会社としてか個人としての参加かも未定ですが、個人としては楽しみです。
来年は早々から盛り沢山。がんばります〜。