2015年02月19日
今日のこと、美術館へ。
今日の朝から夕方までは少し遠出をして、美術館へ行ってきました。
モノづくりその他諸々の打ち合わせですが、まだ形になるかも分からない話なので、
どこまで書こうか?難しい所です。今日は全てぼかした曖昧な話になりそうです。
モノづくりを刷る際は、①自分(もしくは会社)で図案を考える、②図案家に依頼する、③図案展での入札、
④(うちの特色の)着物業界とは全く関係無いスペシャリストとのコラボレーション。
例えば、神坂雪佳、伊藤若冲、人間国宝の方々。
今回の話は④のモノづくりです。
スペシャリストの方々が作られる作品は、帯の図案とは違って、当然『帯』を意識されていないものです。
そのため、これらの方々の作品を直ぐ様帯にすることは出来ませんが、
逆に全く異なる発想で、今まで誰も考え無かった帯図案の元となる可能性があります。
ここがそういった方々の作品とのコラボレーションの面白いところで、
今まで何度も『新しい形の帯』が生まれてきました。
『大場松魚の世界』等。
もちろん、そのためには作品を使わせて頂くために、様々な契約と許可を頂いています。
(周到な準備をしても、最終モノづくりの結果としては、失敗となることも多いです。)
今回はまだ、初期の初期ですので、どうしたいのか?から自分の中で固めなければいけません。
今のところ、今日の美術館も含め様々なモノが並列して走っていて、結構大変ですが、
頭の中で関係ないモノ同士がミックスされて、寝かしているうちに、面白く調理されたものが
形を変えて出てくることがありますので、今のところそれにも期待しています。
なにか無いかな?と常にアンテナを張り続けて、拾えるものは拾っていきたいです。
やりたいことは沢山ありますので、できあがり楽しみにしていて下さい。