2017年3月10日 12:21

合間を縫って撮影会。

着物を着る機会作り、FBやインスタ、HP上の写真用、写真の練習、アイデア出し、帯や着物へのレビューなどなど、様々な目的(増加中です)二月に一回ペースくらいで撮影会を実施しています。モデルさんはプロとかではなくて、本当に着物好きの方です。

先日も本社の前を通る寺之内通り、妙蓮寺付近で行っていました。
こんな感じです。


L1001406.jpg

この会のときに使う帯は、新しいのも古いのも関係なく、季節とその人に合ったモノ、着物も限られている場合には、それに合った帯を選択します。このことは当然といえば当然なのですが、メーカーの姿勢としてはちょっと異質です。どちらかと言えば、撮影すべきなのは、新作、売り出したいものが中心になるはず・・・。

この撮影会ではそんな視点は少し横に置いておいて、今なにが着たいのか?を自然に考えて、撮影します。そうすることで、自然な着姿が作ることができますし、もし、その時昔に作った帯だったとしても、一般の方から見て今結びたいモノであれば、そこから学べることも沢山あります。

仕事は仕事ですが、一方向へ偏りがちな自分たちの視点を広げるためにも、この撮影は楽しく、勉強になります。

ちなみに、写真の着物は無名の紬ですが、黒地に桜。所々に藍色が挿し色で入る、シックでオシャレな小紋。帯は経糸に細い紬糸を使った『600経紬』。意匠は最近登場していませんが、おなじみの『狗児/神坂雪佳の世界』。

またFB等にもUPして、皆さんの評判も楽しみなコーディネートです。

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