出張から戻ってきました。思ったことを備忘録的に。
今、岡山への出張から帰ってきました。
出発した時の京都と大きく違ったのは、まず気温。
皆さん口々に言われるのは「岡山は気候が良い。」というのと『日本一の晴れの多い県』。
気温に関しては仰る通り、春を遥かに通り越して初夏でした(天気はずっと曇り・・・)。
(自分が)着る着物は京都の気温からは悩みました。
『色々動き回ると暑いかな。』とか『季節的には袷。やっぱり羽織くらいは・・・。』
と色々と考えて、袷の御召(着物も羽織も)、単衣のりんぐ大島、三重紗の羽織
(単衣夏中心に着ているもの)、その他諸々を持って行きました。
が、結局、登場したモノは単衣のりんぐ大島(縞)&羽織は三重紗(三重紗)だけで、
袷関係のモノは3日間ずっと封印状態でした(笑)。
それでも暑かったです・・・。
皆さんが口々に、『気候の良いところ』×何回も言われていました(岡山に慣れた、となみスタッフも)。
そのため、お客さんが持たれている帯の中で、一番役立っているモノといえば、やはり『総紗縫』だそうです。
本当にその話は良く聞きました。
薄い、軽い、両面使えて便利と、とにかく着物を着る敷居を下げてくれる。
それが皆さんの着姿からも、よく伺えました。
『えっ、もう仕立て上がっている!』と驚くほどの超新柄。
人によってコーディネートが違うので、それを見せていただくのが楽しい定番の柄。
『この柄、懐かしい(かえって新しくも感じました)。』そう感じるモノまで、沢山見せていただきました。
例えば、この若冲の総紗縫は新柄のうちの一本。
もう一つ、印象深かったのは、この襦袢。
着物で一日中動いていたので、個人的に非常に助かりました。
『白×白/南蛮七宝文様・洗える襦袢』
なんども書きますが(笑)、今回は本当に助けられました。
3日間の滞在だけでは、さすがにホテルで洗おうとは思いませんでした
(話のネタとして、いつかはやろう思っています 笑)が、
家へ帰ってから洗えるというのは、精神衛生上かなりイイもんです。
暑くなった時に着物を着る際は、
汗をかかないように『水分控えよう』とか
『紐をキツめに締めよう。』なども、夏に着物を着る上では大事かもしれません。
が、何よりも『洗える』、その選択肢は合った方が良いのは間違いないです。
(ちょっと高いのが玉に瑕です。)
今回は実感話も含んでいますが、
着物を着る際に(形は変えず←これ大事)少しでも着心地よく、外出し易くして行って、
『着物って案外、楽やね。』となるように。そんなモノ作りの視点も、今後さらに大事です。
改めて岡山で実感することができました。
今後も社内から出る機会は多いので、その機会を活かしつつ、多くの話を蓄積をしてい行きたいと思います。
折角なので楽しみながら、モノ作りに還元していきますね〜。
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