2017年7月12日 22:33
奄美二日目、三日目
職人さんとスタッフとで、モノづくりの打合せ。南国の日差しの中、涼しい部屋の中で、上がりたてのりんぐ大島を目の前にしながら、手に取り『次はこの配色の部分を前面に。』『今までに使っていなかった草木染をここに入れてみて。』などなど、本当に贅沢時間です。
生産反数が僅かしかないので、忘れた頃に上がってくる・・・、と言われる通り、今日の打合せが形になるのは、随分先です。それこそ、忘れた頃になりますので、写真とメモと記憶をフル回転しながら、ホテルに帰って来てからは、反物そのままの色ではなくて、作りたい記憶色にできるだけ近い様に調整をして残しています。
もう一つ大事なことは、りんぐ大島を着られたお客さんからのフィードバック。職人さんへ、この着物はどんな方が購入され、どんな帯と合わせて、どんな風に感想を言われているのか?帯で作り手の気持ちが分かるように、モノづくりを続けていくのに、一番かもしれない大事なことです。また、京都に戻って、今回のモノづくりを今度は帯へ持って行きたいと思います。
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