2017年8月31日 22:47

小物の仕入れ/帯揚げ編

月初はどこもが展示会をされます。
今日は8月最後の日ですが、先駆けて展示会をされているところも。
ということで、小物屋さんの展示会へ行ってきました。

となみ織物の小物というと『仙福屋』です。その仙福屋では、基本的に売ってある物をそのまま買うことはせず、ほぼ100%オリジナルです。たとえば、自社帯の色を参考に染める帯揚げ、帯の調子に合わせて太さを変える帯締め。草履の鼻緒やバッグの側面に、となみ帯地を使うなど。よそでは絶対に手に入らない、そんなオリジナルのモノづくりをしています。

CMになりますが(笑)、こちらがその仙福屋のリンクです。
http://www.senpukuya.jp

ただ、『ほぼ』と書いたのは、仕入れをすることもあるからです。たとえば、今日はこんな帯揚げを何点か仕入れをしました。雰囲気は少し、いつものとなみとは異なる様にします(今回は、それが狙いです。)。


DSC02849.jpg

もちろん、自分たちが好きなモノを『選ぶ』ので、完全に離れることはできませんが、少しでも自社の色で凝り固まり過ぎない様に努力しています。

自社色がブランドになり、認知されていくのは、目標です。ただ、一旦止まってしまうと、帯締めや帯揚げを並べたとき、同じ色や同じ組みばかり、変わり映えがしない。というのでは、お客さんにとって、自分たちにとっても、全くワクワクしません。小物を大事にすることで、そこからまた何か新しいことが生まれるのもきたいしています。

そんなことで今後も、となみカラーを作りつつも、一方で新しい空気も入れ、幅を持って次の新しい方向に進んでいく。そう思っての仕入れでした。

これは今日上がってきた、となみ帯の意匠を型にして染色した帯揚げ。

DSCF9036.jpg

やっぱり、見ていて落ち着くのはこちらなんですが・・・(苦笑)。

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