2018年1月26日 16:31

裏無地のモノづくり/CandyCircus

写真 舟田さんとコラボで制作するCandyCircusの新作。 ものすごく時間は掛かりましたが、完成しました。表は最後の工程で検品中。 先に手元にきた裏地から・・・。 織組織は今まで同じ紹巴織。 経糸を緯糸で覆い隠すほど打ち込み、緻密な表現ができる織物。 また、色の再現性も高く、絹独特の発色の良さが織物として表現できる特長があります。 これを前提にモノづくりを進めるわけですが、 今回のモノづくりでは、地紋に新しい試みを持ってきました。 それは、3色の糸が通って作る地の部分を1色だけ変えて地色を切り替える。 そんな織方です。別に発想自体は新しくないのですが、今まで意識してはなされていません。 特に表地でははっきりとわかるので、ルーペを持って検品しているスタッフからすると、 えっ?キズじゃないし、なにこれ?となると思います。 配色が失敗すると、織段にも見えてしまいますが、ちらっと先程見たところ、上手くきれいに上がっていました。 ということで、この帯のモノづくりは、裏地を手に持って、後は表が届くのを待つだけです・・・

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