2018年10月25日 21:00

試織第一号／角つなぎの襦袢

まずは、試し織りの第一号です。

『角つなぎ／仙福屋の襦袢』の試織

となみ織物の帯糸から色を出し、この襦袢用の糸を染め、製織してもらいました。
グリーンの色自体は浅くなく綺麗、さらにデザインと相まって、お洒落な良い雰囲気が漂っています。

ただ、この襦袢は染め物ではなく、織物。
シンプルな文様なほど、生じる難しさもあります。

その一つが、角つなぎの柄は縦方向に並ぶので、織る長さが短くても、
柄のクセが経糸のクセとなり相当織りにくい・・・。
写真ぐらいの長さでも、機場さん的には織り進むのが、相当大変。
しかも、唐長文様なので、柄自体に手を入れるわけにはいかない。。。
ということです。

今のところ、解決策がないため、一本織れない可能性も考え、
一応の織りに掛かってもらいながら、次の策を考える、ところです・・・（苦笑）。

このモノづくりは、完成までここで追っかけています。
　⇒https://www.evernote.com/l/AMWjmNXcpRBCkp47bN--iQKwrGN_EfCOZUg

タグ：唐長文様, 襦袢, 角つなぎ