2020年4月15日 20:45

となみ織物社内のモノづくりが完全に止まっているわけでは無いのですが、
ここのところ、ずっと整理したり、今までのモノづくりをまとめています。
（特に自分で作った帯のまとめです。）
整理してある帯を出してきて、デザインはもちろんのこと、
一つ一つの色同士の関係性や織組織をみて、
やっぱり、好きだなぁと思ってしまうのが、この帯。
DSC05923.jpg
ちなみに、織組織は、千寿錦。
一般的に有名な（西陣織といえば・・・）みたいな織組織ですが、
となみ織物が独自に改良。軽く薄く絹の風合い、光沢を地にのこしている織物。
シリーズとしては、作楽シリーズの中の『Nord』。
地は白に近く、結構絹の光沢に頼った色味を配色。
限りなく濃い緑系統の色に、ピンクをホタルボカシのように加える。
帯の人気はどこで測ったらイイのか、わかりませんが（笑）、、、
あまり社外から持ち出されていないので、人気があるのかないのか、
実はまだ確認ができていません。
ただ、織組織と配色がこのシンプルな柄の中で上手くできたな。。。と
自画自賛できます。
白大島とかにともで合わせたら・・・。と思っていましたが、
さきほど、あまみーいろの濃い地で合わせると、これもなかなか良い感じ。
DSC05934.jpg
作ったままになって、みなさんにそこまで紹介できていない帯が山ほどあることに反省です。
となみ織物、大変良いことですが帯を作り過ぎてきたようです（苦笑）。
特に、これからは紹介もモノづくり同様に頑張りたいです。

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